さまざまな観光地があるなかで、自然豊かな大地の実りを自分の手で収穫する楽しみを味わえる観光農園南楽園を訪れたことはありますか?
観光農園南楽園は、大阪府堺市の南にある自然豊かな観光農園です。
今回は、さまざまな賞を受賞した経験を持つ観光農園南楽の概要と、園内にある施設や見どころ・楽しみ方をご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら大阪府堺市の観光スポット「観光農園 南楽園」の概要
堺市の南側、和泉市からも近い自然溢れる場所に作られた観光農園南楽園は、2023年で開園92年を迎え、これまでどのような道を辿ってきたのか、概要やアクセス方法をご紹介します。
南楽園の概要!都市の喧騒から離れた味覚狩りの里
都市の喧騒から離れ、自然が溢れる堺市の南で、自然の恵みを満喫してもらう味覚狩りの里となるよう作られました。
ここではみかんや梨、苺や葡萄などのメジャーな果物から、さつまいもやじゃがいも、すももや甘夏みかんなど、さまざまな自然の恵みが味わえます。
観光農園という名前だけあって、果物狩りはメインの楽しみ方の1つで、ほかにも魚釣りやバーベキューも楽しめる施設です。
自分で美味しそうな果物を選び、その場で味わう楽しさは子どものころを思い出して、心がワクワクすること間違いないでしょう。
観光農園南楽園では、できるだけ農薬を使わずに栽培した果物を味わってもらうため、有機肥料をふんだんに使っています。
豊かな土壌で育てられた果物や野菜の味は、楽しい思い出と一緒になって、きっと忘れることのできない味となるでしょう。
観光農園南楽園の沿革
地元でも人気の果樹園ですが、その始まりは1931年に山林を開墾して果樹園が作られ、そこからさまざまな努力を重ねて今の形となりました。
1966年には畑荒廃対策努力が認められて農林大臣賞を受賞、1983年には農業近代化成果が表彰され、大阪府農業生産経営近代化優秀農業者等選賞を受賞しています。
上記以外にもいくつもの賞を受賞しており、ついには長年に渡る産業発展への尽力が認められ、大阪府知事から2005年に多年産業の発展尽力とその功績顕著の表彰を受けました。
車でも電車・バスでもアクセス楽々!
観光農園南楽園には約300台分の有料駐車場があり、阪和自動車道や阪神高速道路、外環状線などからのアクセスが可能です。
電車とバスを使った場合は、最寄駅の泉北高速鉄道の栂・美木多駅で降り、南海バスの国分峠東行きに乗車して、別所南バス停で下車すると、バス停から700mほどのところにあります。
●所在地:大阪府堺市南区別所1457
●営業時間:10:00~16:00
●定休日:火曜日(祝日の場合翌平日)
●駐車場:約300台(有料)
●アクセス方法:南海バス「別所南」バス停下車徒歩約700m(約9分)
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大阪府堺市の「観光農園 南楽園」はここがすごい!3つの施設
広がる山野の風景を眺めながら、見て・遊んで・触れて・楽しむことのできる観光農園南楽園は、ただの果物狩りスポットではない魅力に溢れています。
甲子園球場の約3倍!山に囲まれた果樹園
堺市の南側の土地は自然豊かな山野が広がっており、観光農園南楽園がある場所も山に囲まれた豊かな自然を眺めることができます。
この園内面積は、なんと甲子園球場の約3倍もの広さを誇り、園内のさまざまな果物がたわわに実る光景は圧巻です。
広い園内なのでトイレは各所に設けられており、設備は場所によって風情の違いを楽しめる外観をしています。
小さな赤ちゃんがいても授乳に困らないようにと授乳所も作られており、家族全員が安心して来園することができるでしょう。
手作りアスレチックに可愛いアヒルの池
園の中央付近にある池には、可愛いアヒルたちが優雅に泳いだり、周囲を列を作って散歩したりするなど、見て楽しめる施設もあります。
入り口付近にはアヒルのエサが置かれているので、エサやり体験をすることができるのも、観光農園南楽園の魅力と言えるでしょう。
さらに、丸太やロープなどで作られた手作りのフィールドアスレチック施設では、子どもがバランス感覚を養う遊びに最適です。
ただし、公式サイトでは十分なメンテナンスが難しくなってきているとの記載があるため、安全を確認してから使用するのが良いでしょう。
約300名を収容する宴会場・バーベキューハウス
約300名が入ることのできる宴会場、そしてバーベキューハウスは、アヒルの池から釣り池に向かう途中にあります。
それぞれの施設で約300名が入ることができる広い食事スペースなので、大人数での利用でも席の確保に困ることはないでしょう。
バーベキューハウスでは、必要な道具はもちろんのこと、お肉や野菜などの食材も利用料金に含まれているため、手ぶらで来園しても大丈夫です。
食材の内容は季節によって変更されるので、どのようなメニューとなるかは行ってからのお楽しみなのが、ワクワク感を刺激します。
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大阪府堺市の「観光農園 南楽園を」味わい尽くす楽しみ方
甲子園球場の約3倍の面積を誇る堺市の観光農園南楽園で遊ぶには、まず何をやるか目星を付けてから訪れると良いでしょう。
季節によって変わる自然の恵みを楽しむ味覚狩り
果樹園内での味覚狩りがメインの楽しみ方となる観光農園南楽園ですが、有機肥料を使った安全な果物や野菜を自分の手で収穫する面白さは、経験してみるまではわかりません。
瑞々しく育った果物を手に取れば、ずしりと感じるその重みや艶やかさに、スーパーマーケットで売られているものとの違いを感じるでしょう。
果物は基本的に時間制限なく収穫ができ、お腹いっぱいになるまで食べることができるので、食いしん坊な方でも大満足は間違いありません。
3〜6月に収穫期を迎える甘夏みかんは、川野夏橙、日向夏、津之香の風味の異なる3種類を楽しむことができます。
農薬を極力使わない栽培方法で育てた甘夏みかんは、虫食いや少々の傷がありますが、見た目とは裏腹に瑞々しい甘みが凝縮された美味しさです。
春が旬の苺は、ボイラーなどによる加温をしていないため、苺本来の旬の時期となる4月ころから色づき始め、5月に最盛期を迎えます。
夏の終わりから秋にかけては、梨や葡萄、そして冬が始まるころには大根と、いつ来ても旬の味覚と出会えるでしょう。
時間無制限!道具を借りて釣りを楽しむつり池
味覚狩りに疲れたと思ったら、園の奥にあるつり池で、鯉や金魚を釣り上げる楽しみ方をしてみるのも良いでしょう。
つり池の利用料金は入園料とは別に1,000円を支払うと、専用の釣り道具が貸し出されるので、それを持って好きな場所で始めます。
木々に囲まれるようにして作られており、強い日差しを遮る屋根付きのスペースもあるので、暑い日でも日影で涼しく心地よい空気を味わえるでしょう。
エサがなくなってしまった場合の追加のエサ購入には追加料金50円、長尺竿で釣りを楽しみたい方には追加料金100円で竿の交換が可能です。
釣り道具は乱暴に扱うと簡単に壊れてしまうため、釣り道具の保証金としてつり池の利用料金支払い時に500円を別途預かっていますが、道具を破損せず返却すれば全額返金されます。
釣った魚は不要であれば返却できますが、1匹150円を支払えば遊びに行った記念として持ち帰ることも可能です。
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まとめ
栄えた都市のイメージが強い堺市ですが、少し街を離れると今も自然豊かな土壌が広がる山野もすぐそこです。
自然を活かし自然に生かされる喜びを体験するならば、堺市にお住まいを構えて観光農園南楽園で、素敵な1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。