物件の立地は、部屋探しにおける大切なポイントの1つです。
引っ越しを考えているエリアの雰囲気や特徴、魅力などについて事前に調べておくと、イメージとの相違が少なくなり、居住後も快適に暮らせるでしょう。
そこで今回は、大阪市福島区への居住をご検討中の方に向けて、福島区の住みやすさについてご紹介します。
福島区の概要、住環境、家賃相場について把握し、ぜひ今後のご参考にしてみてください。
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概要から見る大阪市福島区の住みやすさ
まずは、概要から見た大阪市福島区の住みやすさについて見ていきましょう。
概要①地形
大阪市福島区は、大阪市の24行政区の1つで西北部に位置するエリアです。
此花区、西区、西淀川区、淀川区、北区に隣接しています。
福島区は北区や中央区などに並ぶ大阪都心6区に含まれており、経済や文化活動なども活発です。
面積は4.67㎢あり、北側に淀川、南側に堂島川と安治川を有しています。
また、福島区は難波八十島と同じように淀川の土砂が堆積してできたと言われています。
水運のほか陸運にも恵まれており、淀川沿いや区内の西部には多くの工場や倉庫が見られますが、近年では住宅地への転用が進んでいることも福島区の特徴です。
平坦な地形と温暖な気候で住みやすいエリアと言えるでしょう。
概要②人口
大阪市福島区の人口は8万人程度です。
大阪市の24行政区のなかでは人口が20位と多くはありませんが、先述したように住宅地が増えていることから平成17年以降は増加傾向にあります。
比較的幅広い世代が居住しているエリアですが、近年のマンション開発などにともなってとくに若年世代が増加しているようです。
再開発地域として勢いがあることに加えてアクセス面が優れていることも人口増加の要因になっているかもしれません。
概要③歴史
福島区における「福島」の地名は、菅原道真公によって名付けられたと言われています。
湿地帯の特性から藤の花が見られることでも有名なエリアですが、足利将軍や豊臣秀吉らが見物に訪れたとの記録もあるようです。
古くは農村が広がっていましたが、現代では、先述したように水運や陸運を生かした倉庫や工場が多く建設されています。
近年では、オフィスビルや商業施設なども集積し、ビジネス拠点として栄えていることも特徴です。
なお、現在の福島区が誕生したのは昭和18年のことです。
再開発などもあり、今後さらなる発展が期待できるため、より住みやすいエリアになるでしょう。
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住環境から見る大阪市福島区の住みやすさ
次に、住環境から見る大阪市福島区の住みやすさについてご紹介します。
住環境①交通アクセスが良い
福島区の住環境から見る住みやすさの大きなポイントとして交通アクセスの利便性が挙げられます。
福島区内の多くの地域では、電車の駅が徒歩圏内にあるため、移動手段で悩まずにすみます。
大阪駅や京橋駅、北新地駅などの主要駅へも10分以内にアクセスすることが可能です。
利用できる路線はJR大阪環状線、東西線、阪神電鉄本線、市営地下鉄千日前線があります。
JR大阪環状線の福島駅や野田駅からはユニバーサルスタジオジャパン直通の電車も出ており、通勤や通学はもちろんレジャーでの移動手段にも困りません。
主要エリアの1つである梅田方面へは、徒歩や自転車などでも移動できます。
阪神高速道路があるため、神戸・京都・和歌山方面へもアクセスしやすいでしょう。
ほかにも、なにわ筋や新なにわ筋などの広幅員の道路もとおっており、自動車の利用にも便利な環境です。
住環境②商業施設が多い
商業施設が多いことは、住みやすさに直結してくるポイントです。
福島区には買い物に便利な施設が多く、ファミリー層などからも人気があります。
ほたるまち港と中央卸売市場前港の2つの港を有し、朝市なども開催されており、新鮮な海産物や野菜などの食材が揃っていることも魅力の1つです。
また、日常生活に欠かせないスーパーマーケットはもちろんショッピングビルや大型家電量販店、ホームセンターなども見られ、生活の利便性が高いエリアと言えるでしょう。
新橋筋商店街や福島聖天通商店街など、複数の商店街も活気に溢れています。
住環境③医療機関が多い
医療機関が充実していることも住みやすさのポイントの1つです。
福島区には医療機関が150か所ほどあり、6か所の総合病院も有しています。
そのため、症状に合わせて病院を受診しやすいうえ、移動時間や待ち時間が短くなりやすいメリットがあります。
とくに頻繁に風邪をひきやすい子どもがいるご家庭では、近くにすぐ受診できる病院があると助かりますね。
ご年配の方や持病がある方はもちろん急病などの緊急事態を考えても安心できる環境です。
住環境④自然や昔ながらの雰囲気も楽しめる
先述したように交通アクセスや商業施設などの面から生活の利便性が高い福島区ですが、一方で、地域によっては自然やレトロな商店街などの下町風情も味わえます。
淀川沿いは自然が多く、河川敷でバーベキューやジョギング、スポーツなどを楽しむことが可能です。
都会の利便性も享受しながら自然に触れることもできるのは、嬉しいポイントと言えるでしょう。
自然との触れ合いは子どもの情操教育にも役立つため、近くにこのような場所があるとお出かけしやすいですね。
商店街の周辺は昔ながらの街並みも見られ、地域に密着した雰囲気がある環境です。
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家賃相場から見る大阪市福島区の住みやすさ
最後に、家賃相場から見る大阪市福島区の住みやすさについてご紹介します。
家賃相場も住みやすさを決めるうえで大切なポイントの1つです。
予算に合わせて検討してみてください。
家賃相場①ワンルーム~1LDK
ワンルーム~1LDKは、1人暮らしに向いている間取りです。
ワンルームは、居室とキッチンの間に仕切りがないもっともコンパクトな間取りと言えます。
一方、1LDKは居室に加えてダイニングキッチンがある間取りのことです。
これらの間取りの家賃相場は、5.85万円~12.61万円です。
家賃相場②2K~2LDK
2K~2LDKは、2人暮らしに向いている間取りです。
ただし、2LDKであればファミリーにも対応できるため、予算を抑えたい方は検討してみると良いかもしれません。
2Kは2つの居室と4.5畳未満のキッチンがある間取り、2LDKは2つの居室にリビングダイニングキッチンがある間取りです。
これらの間取りの家賃相場は、6.21万円~19.11万円です。
家賃相場③3DK~3LDK
3DK~3LDKは、ファミリーに向いている間取りです。
3DKは3つの居室と4.5畳から8畳程度のダイニングキッチンがある間取り、3LDKは3つの居室と8畳以上の広いリビングダイニングキッチンがある間取りと言えます。
広さの違いはもちろんDKは昔流行した間取りのため、築年数が古い物件が多いのが特徴です。
築年数や設備の新しさを重視する方は、LDKのお部屋のほうが良いかもしれませんが、予算は上がります。
これらの間取りの家賃相場は、10.11万円~24.17万円です。
家賃相場④4LDK以上
4LDK以上は、3DK~3LDKと同じくファミリーに向いている間取りです。
4LDKなら4つの居室にリビングダイニングキッチンがあります。
この間取りでは、夫婦の寝室に加えて子ども部屋をつくることも可能です。
受験などに備えてプライバシーを確保したいケースで予算が合えばご検討をおすすめします。
4LDK以上の間取りの家賃相場は、21.91万円です。
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まとめ
今回は、概要、住環境、相場の3つの観点から大阪市福島区の住みやすさについてご紹介しました。
福島区は大阪市の主要エリアと隣接しており、交通や買い物の利便性も高く、生活しやすい環境が整っています。
医療機関が多く、自然豊かな場所があることからもファミリー世帯をはじめとするあらゆる世帯が住みやすいでしょう。
予算に合わせた間取りで快適な新生活を始めてみませんか。
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