大阪市の此花区は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの観光スポットがあり、多くの観光客が訪れる街として知られています。
そんな此花区は、安心して暮らせる住みやすさを持つ街として、単身者の方からファミリー層の方にもおすすめしたいエリアです。
今回は、此花区の概要や住環境からわかる住みやすさについてご紹介しますので、此花区に引っ越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
此花区の概要からわかる住みやすさ
大阪市此花区での住みやすさとは、どのような特徴や概要などから感じられるものなのでしょうか。
ここでは、此花区の特徴や基本情報の概要からわかる住みやすさについてご紹介します。
概要①基本情報からわかる住みやすさ
大阪市此花区は、大阪市の中部西端に位置し、北側に淀川、南側に安治川に接した平地の多いことが特徴の立地になっています。
大阪湾に面した西側の沖合には、舞州と夢州という人工島があり、リバーサイドとベイエリアの開放感が感じられる街並みです。
大阪市の区の中では2番めに面積が広い街ですが、2022年5月時点での人口が64,539人、世帯数が32,384世帯と、大阪市の他の区に比べて少なめになっています。
以前は、工場地帯のイメージも大きかった此花区ですが、現在では再開発によりファミリー向けマンションが建設され、子育て世代の方が多く移り住むようになりました。
レジャー施設が充実していることから、休日にはリバーサイドや観光スポットなどに、気軽に遊びに行けることも此花区の魅力となっています。
概要②此花区の特徴
此花区は東西に長い地形となっていて、西部には豊富なアミューズメント施設、東部には住宅街が広がる街並みが特徴です。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのお店は、各地域に点在しているため、どのエリアに住んでいても買い物には困らないでしょう。
西九条駅周辺や千鳥橋駅周辺など昔ながらの商店街が残る地域も多く、地元の方に親しまれる買い物スポットとなっています。
気軽にレジャー施設に遊びに行ける環境や、買い物にも困らない便利さが、此花区の住みやすさを感じさせる特徴といえるでしょう。
概要③此花区の治安
レジャー施設が多いことから、此花区の治安を心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
此花区では、治安改善にも取り組んでいることも特徴で、治安の良さでは大阪市24区中で6位となっています。
地元の企業や地域団体などの協力を得て、子どもたちの交通安全や防犯のための「子ども見守り隊」活動がおこなわれています。
その他にも、青色防犯パトロールカーによる巡回など、治安の向上に努めていることも特徴です。
このように交通安全や防犯への取り組みが実施されていることも、此花区の住みやすさが感じられる一因といえるでしょう。
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此花区の住環境からわかる住みやすさ
此花区に引っ越しを検討されている方は、職場や学校へのアクセス環境や買い物施設など、住環境について気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、交通アクセス情報の概要や買い物施設、レジャースポットなど、此花区の住環境からわかる住みやすさについてご紹介します。
住環境①交通アクセス
此花区には、JR大阪環状線、JR桜島線、阪神なんば線の3路線がとおり、大阪の主要駅や兵庫県まで幅広くアクセスできる住環境です。
3路線すべてが乗り入れる西九条駅は、多方面へのアクセスが良く、移動の多い方にも便利なエリアとなっています。
また、繁華街のある梅田方面や、区内のレジャースポットにアクセスできるバスも走っているので、休日のレジャーに活用できて便利です。
道路も整備されている道が多いので、車での移動もしやすいことも魅力といえるでしょう。
住環境②豊富なレジャースポット
大阪市にある此花区には、大人から子どもまで楽しめるレジャー施設が豊富にあることでも知られています。
桜島にはテーマパークの「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」があり、多くの観光客で賑わいます。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に隣接する「ユニバーサル・シティウォーク大阪」は、グルメやショッピングが楽しめる、おすすめスポットです。
その他にも、スポーツ施設の「舞洲スポーツアイランド」があり、野球やソフトボール、多目的に使える広場など、さまざまなスポーツを楽しむことができます。
公園や河川敷など、お散歩にもぴったりなスポットも多く、休日にはさまざまなスポットに気軽に出かけられることも此花区の魅力となっています。
住環境③口コミからわかる住みやすさ
実際に此花区に住んでいる方の口コミから、此花区の住環境や住みやすさについて見ていきましょう。
●ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが近く、年間パスポートを買えばいつでも楽しめる
●川が近くにあるので、散歩やジョギングなどで気分転換ができる
●地下鉄・JR線・市バスも通っているので、通勤・通学にも便利
●ファミリー世帯が多いので、同年代の子どもも多く過ごしやすい環境
●観光客が多く、繁忙期になると周辺が大変混雑する
此花区に住んでいる方は、テーマパークにいつでも気軽に遊べることを魅力と感じている意見が多く見られました。
一方、テーマパークが多いことから、駅周辺の混雑をデメリットと感じる方もいらっしゃるようです。
通勤・通学にも便利な交通アクセスの良さや、子育て世代の多さなどから、住みやすさを感じる方も多いことがわかります。
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家賃相場からわかる此花区の住みやすさ
実際に此花区で賃貸物件を借りる場合は、いくらぐらいで借りられるのか、此花区の家賃相場を部屋のタイプ別にご紹介します。
ワンルーム〜1LDKの家賃相場
此花区の単身者向け賃貸物件の家賃相場は、ワンルームで4.67万円、1Kが5.95万円と、5万円台前後で借りられる物件が多くなっています。
ダイニングがついた1DKの物件は5万円台〜6万円台が相場になっており、ワンルームよりも5,000円〜1万円ほど相場が高くなります。
なかには3万円台の単身者向けの物件もあり、単身者の方にも此花区は借りやすいエリアといえるでしょう。
また、ご夫婦やリビングを広く使いたい方にもおすすめの1LDKも、7万円台〜8万円台と比較的安い価格で借りられます。
リモートワークで寝室と仕事場を分けて使いたい方にも、1LDKはおすすめの間取りです。
2DK~2LDKの家賃相場
ご夫婦やファミリーにも利用しやすい2部屋以上の賃貸物件の相場は、2DKが6.58万円、2LDKが10.93万円となっています。
2LDK以上の物件ではマンションが多くなり、家賃相場も10万円以上と高くなることが特徴です。
ただし、物件数では、8万円台〜9万円台が価格帯がもっとも多く、8万円以内で借りられる物件も多数あります。
2DKでは6万円台の物件も多く、ご夫婦や広めにお部屋を使いたい単身者の方にも、借りやすい価格といえるでしょう。
3DK以上の家賃相場
ファミリータイプの3部屋以上のお部屋では、3LDKで12.15万円と、10万円以上のお部屋が多くなります。
4LDK以上の物件は数も少なくなり、駅から近いなど好条件になれば、家賃相場は15万円以上になることもあります。
予算を抑えてファミリータイプの物件を借りたい場合は、駅前の物件よりも少し歩いた住宅街も検討するなど、範囲を広げて探すことがおすすめです。
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まとめ
大阪市此花区の概要や住環境からわかる住みやすさや、家賃相場についてご紹介しました。
3路線が乗り入れる此花区は、交通アクセスも良く、レジャースポットや買い物施設が充実する住みやすい街です。
治安への取り組みもおこなわれ、ファミリー層にも安心して暮らせるおすすめのエリアです。