お住まいを探す際には、物件があるエリアの魅力や住環境など、住みやすさを感じられるポイントについてチェックしておきたいという方も多いのではないでしょうか。
また、賃貸物件の家賃相場も気になるところですよね。
そこで今回は、大阪市旭区の魅力と住環境、家賃相場について解説します。
大阪市旭区への引っ越しをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
大阪市旭区の住みやすさポイント1:市の概要と魅力
大阪市旭区への引っ越しを検討するにあたって、旭区がどのような街なのか、まずは概要をチェックしておきましょう。
大阪市旭区の概要
大阪市旭区は、大阪市の東北部に位置する街です。
旭区の北側には大阪を代表する「淀川」が流れており、東側は大阪市のベッドタウンとして知られる守口市と隣接しています。
旭区は、豊臣秀吉の時代に整備された「京街道」が区域を貫いていたことから、京街道沿いに発展した歴史ある街です。
現在は住宅街となっていますが、歴史をしのばせる遺構や建築物なども残っています。
古くから大阪と京都を結ぶ交通の要所であり、現在も大阪方面、京都方面への交通アクセスが便利な点が魅力です。
豊かな自然環境に恵まれた街
大阪市旭区は、都会でありながら自然を身近に感じられる恵まれた環境にあります。
淀川の本流と繋がる「城北ワンド」と呼ばれるスポットでは、天然記念物「イタセンパラ」をはじめとする、さまざま魚が生息しています。
また、淀川の河川敷を利用して造られた「城北公園」も人気です。
約9.5haの敷地には、大きな池と菖蒲園があり、春は梅や桜、初夏には花しょうぶが楽しめます。
花を眺めながらのんびりと散策したり、ピクニックを楽しんだりと、区民の憩いの場となっています。
このように、大阪市旭区は、都会の雰囲気と古くから残る街並み、豊かな自然が調和した住みやすい環境です。
子育て世代や年配の方まで、落ち着いて生活できる街としておすすめできます。
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大阪市旭区の住みやすさポイント2:住環境
実際に大阪市旭区に暮らす場合、どのような住環境なのかもチェックしておきたいですよね。
そこで次に、大阪市旭区の住環境として、「交通アクセス」「買い物のしやすさ」「教育環境」の3つに注目して解説します。
さらに、実際に旭区に住んでいる方の口コミもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
交通アクセス
大阪市旭区には、以下の3つの路線が乗り入れており、合計6つの駅があります。
●大阪メトロ谷町線…千林大宮駅・関目高殿駅
●大阪メトロ今里筋線…清水駅・新森古市駅
●京阪本線…千林駅・森小路駅
電車以外にも大阪シティバスや、あさひあったかバスが走っており、公共交通機関が充実しています。
梅田までは大阪メトロ谷町線で約10分、バスを利用しても約20分で到着します。
京都方面は、京阪本線を利用して1本でいけるため、通勤・通学に便利です。
また京阪本線で京橋駅まで約5分で到着し、京橋駅からJR に乗り換えることもできるため、どの方面に出かけるにも、交通アクセスに困ることはありません。
さらに区の西側にある城北公園通駅からJRおおさか東線を利用すれば、新大阪駅に直行できるため、遠距離の出張や旅行の際も安心です。
買い物のしやすさ
大阪市旭区にある千林は、大手のスーパーマーケット発祥の地であることから、日常的に買い物ができるスーパーマーケットが数多くあります。
千林以外の地区にも、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどが点在しており、普段の買い物に困ることはありません。
また駅前には夜遅くまで営業しているお店があるため、仕事などで帰りが遅くなっても安心です。
さらに、旭区には大阪でもトップクラスの規模を誇る「千林商店街」があります。
明治時代にできた商店街で、古くから営業している商店も多数あり、大阪らしい活気と人情味があふれる人気スポットです。
千林商店街は、さまざまな飲食店も軒を連ねているため、商店街の方と会話しながら食べ歩きや買い物を楽しめますよ。
教育環境
大阪市旭区は、学校が多いことでも知られています。
小学校が10校、中学校は市立と私立あわせて5校、高等学校は府立と私立あわせて3校、大学が私立1校、支援学校2校と、教育環境が充実しています。
学校が多いことから防犯対策にも力を入れているため、子どもが安心して通学できる落ち着いた環境です。
口コミ
●学校が多く、子どものための環境といっても過言ではない
●住宅地は夜静かで、治安も良い
●千林商店街は活気があり生活用品なども安く、お財布にも優しい
●スーパーマーケットや飲食店が多いため、夜でも買い物や食事に困らない
●市内はもちろん京都までアクセスしやすい
このように、大阪市旭区は、通勤・通学に便利なうえに、買い物にも困らないことから、子育て世代や年配の方まで、あらゆる年代の方が住みやすさを感じられる街です。
また、大阪の下町の雰囲気を感じられる商店街があるのも魅力です。
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大阪市旭区の住みやすさポイント3:家賃相場
大阪市旭区の概要や住環境について解説しましたが、住まいを探すうえでは、賃貸物件の家賃相場も気になるところですよね。
そこで最後に、大阪市旭区の家賃相場を、間取り別にご紹介します。
ワンルーム~1LDK
大阪市旭区には大学があるため、一人暮らし用の物件が豊富です。
ワンルーム~1LDKの家賃相場は、以下のとおりです。
●ワンルーム…3万6,000円
●1K~1DK…5万2,000円
●1LDK…8万2,000円
学生が多いことから、ワンルームの家賃相場は比較的安い傾向にあります。
隣接する都島区と比較すると、どのタイプも5,000円~7,000円ほど安いため、学生や単身者の方が生活しやすい街です。
2K~2LDK
カップルやご夫婦におすすめの、2部屋あるタイプも見ていきましょう。
2K~2LDKの家賃相場は、以下のとおりです。
●2K…4万8,000円
●2DK…6万3,000円
●2LDK…8万2,000円
このタイプも都島区と比較すると、家賃相場が安くなっています。
とくに2LDKは都島区の相場が10万6,000円であるため、家賃を抑えたい方におすすめです。
3K~3LDK
大阪市旭区は、子育て世代にも人気があるため、ファミリータイプの物件も豊富です。
3K~3LDKの家賃相場は、以下のとおりです。
●3K…7万5,000円
●3DK…7万2,000円
●3LDK…11万3,000円
ファミリータイプは人気があるため、都島区の家賃相場より少し安いですが、ワンルームやカップル向けの物件ほどの差はありません。
上記の家賃相場を見ると、3Kより3DKのほうが安くなっています。
3DKはダイニングキッチンがあるタイプで、ゆったりと家族で食事ができます。
子どもが多いご家庭は、3LDKがおすすめですよ。
4LDK以上
最近は、リモートワークをされる方が増えており、仕事部屋がほしいと検討されている方も多いのではないでしょうか。
その場合は、4LDK以上の物件であれば、仕事部屋を確保できます。
また子どもが多いご家庭は、4LDK以上の物件なら、それぞれに子ども部屋を作ってあげることができますよね。
大阪市旭区の4LDK以上の家賃相場は、10万8,000円です。
こちらのタイプを都島区で借りる場合、家賃相場が16万3,000円と一気に跳ね上がります。
旭区は交通アクセスが良く、通勤・通学に便利な街であるため、近隣の区と比較して安い家賃で生活できる旭区で物件を探してはいかがでしょうか。
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まとめ
大阪市旭区は、梅田方面にも京都方面にもアクセスしやすく、幅広い年代の方が住みやすさを感じられる落ち着いた環境の街です。
大阪の下町らしい千林商店街があるのも、旭区で暮らす楽しみの1つです。
家賃相場は近隣の区より安いため、ぜひ大阪市旭区ですてきなお部屋を見つけましょう。