街によって特徴や魅力は大きく異なるため、住みたいと思っている街は、どのような街であるのかあらかじめ調べておくのがおすすめです。
大阪市中央区は、市の中枢的な役割を果たしているうえに、観光地や買い物が楽しめる街としても有名です。
そこで今回は、大阪市中央区への引っ越しを検討している方向けに、概要や住環境、子育て支援からみる中央区の住みやすさについてご紹介します。
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大阪市中央区の概要から住みやすさを知ろう
中央区は、大阪市の中央部を形成している区であり、観光地として名高いスポットや商業施設が多い街です。
中央区の概要や魅力を、以下にご紹介します。
大阪市中央区の概要
中央区は、大阪市の中心部に位置し、面積は8.88万㎡、2023年時点の人口は約11万2千人です。
1989年、旧東区と旧南区の合区によって中央区は誕生しました。
そのため、区内にはさまざまな機能を持ったスポットが混在しています。
なかでもとくに、官公庁やオフィスが集まる中枢的な役割を担っているのが特徴といえるでしょう。
区の歴史は長く、日本初の都市である難波宮から、近世の大阪城築城を経て現在に至ります。
経済活動が活発に展開されてきたうえに、区内には多くの寺院や歴史的遺物が点在しています。
また、地域の交流を大切にした「区民祭り」をはじめとした、さまざまなイベントが開催されているのも街の魅力です。
このように、中央区は、歴史や文化、経済の中心地として発展してきた活気あふれる街といえるでしょう。
中央区の魅力
中央区の魅力は、先述のように、大阪市の中枢的役割を担っている点です。
天満橋から谷町四丁目までのエリア内は、大阪府庁や大阪警察庁本部、大阪府家庭裁判所などの施設が集まる官庁街が広がっています。
北浜や淀屋橋、心斎橋などは大阪市を代表するオフィス街です。
また、「ミナミ」と呼ばれている大阪市を代表する繁華街があるのも中央区の魅力です。
ミナミは、難波・心斎橋・道頓堀のエリアを指し、さまざまなファッションビルや百貨店、飲食店などが集結しています。
グルメやファッションを楽しむ目的に訪れる方で連日賑わっています。
さらに中央区には、大阪城や道頓堀などの人気の観光地があるのも街の魅力の一つです。
大阪城は緑豊かな公園としての機能を持つため、散策やランニングも楽しめます。
道頓堀では、大阪名物であるたこ焼きやお好み焼きなどのグルメが楽しめます。
このように、中央区は経済が発展している街だけでなく、お買い物やグルメ、観光などの休日のお出かけスポットが充実している街なのです。
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大阪市中央区の住環境から住みやすさを知ろう
中央区は、多くの路線が乗り入れるエリアであり、買い物ができるスポットも点在しています。
中央区の住環境について、以下にご紹介します。
公共交通の利便性について
中央区は、JR大阪環状線や近鉄難波線、大阪メトロ各線などの14路線が乗り入れるエリアであり、18駅もの駅が設けられています。
大阪市内への移動はもちろんですが、兵庫県や和歌山県方面へのアクセスにも優れています。
このように交通利便性に優れているため、自家用車を所有する必要がありません。
区内にある駐車場代は高く、車を維持するのは大きな負担となるでしょう。
また、自転車さえあれば、隣のエリアや駅まですぐに辿り着きます。
買い物環境
中央区は、難波駅と心斎橋駅周辺に百貨店やファッションビル、商店街などが集結しているため、買い物には困らないでしょう。
若者に人気の街である影響から、大阪発上陸のブランドは、難波や心斎橋の百貨店や商店街付近でオープンするのも魅力といえます。
とくに心斎橋筋百貨店にある大丸心斎橋店は、子ども連れにも優しいお店です。
なぜならば、店内に充分なスペースのベビーカー置き場があったり、キッズスペースが完備されていたりするからです。
子ども連れでのお買い物も快適に利用できます。
また、心斎橋商店街にはスーパーマーケットが充実しているのも嬉しいポイントです。
生活に必要な買い物も手軽にできるため、生活利便性に優れている街といえます。
夜間でも明るい街
中央区は、夜遅くまで営業している商業施設が多いため、夜間でも明るい街です。
そのため、夜間に安心して出歩けやすい環境であるといえます。
近年は、区内に多くのペット可のタワーマンションが建設された影響によって、夜間に犬の散歩をしている住民の姿が多く見受けられるようになりました。
このように、夜間も営業している商業施設や人出が多いため、女性の一人暮らしにもおすすめの街です。
口コミ
それでは実際に中央区に住んでいる方々による口コミを、以下にご紹介しましょう。
●警察署が近くにあるため治安が良く、夜間でも明るいのが嬉しい
●ショッピングモールや飲食チェーン店があるため、快適な一人暮らしが実現できました
●昔ながらの下町の雰囲気を持ち、公園の管理が行き届いているため、住みやすい環境です
●交通利便性に優れており、遠出するのにも便利な街です
●ビジネス街で単身者が多い印象だが、スーパーマーケットが充実しています
口コミから、買い物や交通の便に優れていることから、一人暮らしからファミリー層までの幅広い世帯が住みやすい街といえるでしょう。
また、治安が良くて夜間も明るい街であるため、女性の一人暮らしや小さな子どもがいる家庭にもおすすめの街です。
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大阪市中央区の子育て環境から住みやすさを知ろう
中央区は子育てのサポート体制が整っている街であるため、ファミリー層にも住みやすい街です。
中央区の子育て環境について、以下にご紹介します。
子育てをサポートする事業
中央区は、育児をしている保護者を対象とした事業が展開されているのが強みです。
たとえば、「子どものショートステイ事業」が展開されています。
こちらの事業は、保護者が病気や怪我、仕事などの都合によって子育てが困難な場合に、一週間以内の期間に限り、小学校就学前の子どもを預かるサポートのことです。
また、「エンゼルサポーター派遣事業」では、子育ての援助が受けられない生後4か月以内の乳児がいる家庭を対象に、家事中心の援助をおこなっています。
そのほかにも、育児の負担を一時的に軽減させるための「一時預かり制度事業」もおこなっています。
両親が遠方に住んでいて育児の援助がなかなか受けられない家庭にも、安心の事業といえるでしょう。
子育て支援室に相談しよう
中央区では、18歳未満の子どもに対して悩みがあった場合、相談ができる「子育て支援室」があります。
子どもの発達や子育ての悩みなどについて、相談員が親身に相談に応じてくれる場です。
そのほかにも、不登校や非行、ヤングケアラーについての相談にも応じてもらえます。
地域の子育て支援サービスや、専門機関の紹介もおこなっています。
育児に悩みはつきものですが、住んでいる街に気軽に相談に応じてくれる場があるのは心強いでしょう。
第2子の保育料を無償化
中央区では、令和6年9月より、認可保育施設を利用する保育料の無償化を、第二子までに拡大します。
子育て世帯にかかる経済的な負担を軽減するのが目的です。
これまでは、年収360万円以上の家庭は、小学校就学前の保育施設を利用している子どもを対象に、年長順にカウントされていました。
令和6年9月以降は、所得制限や子どもの年齢制限などを撤廃し、生計をともにする兄弟を年長順にカウントされます。
なお、認可外保育施設は、対象外となるため注意してください。
認可保育施設の無償化を拡大させることで、経済面でも安心して子育てができる街を目指しているといえます。
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まとめ
中央区は大阪市の中央に位置し、官公街やビジネス街が多いため、中枢的な役割を担っている街です。
交通利便性に優れているうえに、お買い物やグルメスポット、人気の観光地も点在しているエリアです。
子育てのサポート体制も整っているため、一人暮らしからファミリー層までの幅広い世帯が住みやすい街といえます。
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