大小さまざまな古墳群は桜や深い緑の木々に覆われ、古代から脈々と受け継がれる人の営みが感じられる大阪府藤井寺市は、住みやすい街だと思いますか?
市の成り立ちや100基を超える古墳群の魅力、住みやすさのポイントとなる街の治安から買い物スポット情報、そして気になる子育て支援制度まで一挙にご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら藤井寺市の概要ご紹介!世界遺産を有するコンパクトな街
縄文時代の耳飾りをモチーフとした市章を掲げる藤井寺市とは、どのような歴史を持ち、どのような街なのか、その概要をご紹介します。
古代から現代へ歴史を紡ぐ藤井寺市の概要
大阪府藤井寺市は古代文化発祥の地と言われており、先土器時代から旧石器文化が栄えた土地で、飛鳥時代には河内地域の中心都市となっていました。
明治時代に入ってから村落合併が盛んにおこなわれ、最終的には藤井寺村と道明寺村の2つの村となり、昭和3年に2つの村が合併します。
市名の由来は市の真ん中辺りに位置する葛井寺で、聖武天皇の勅願によって建立され、稽文会の親子2代に渡って彫られた千手観世音菩薩が本尊です。
頭上に十一面の顔を持ち、背中に広がる千の手には錫杖や数珠、宝輪などを携えた姿の十一面千手千眼観音菩薩は、国宝に登録されています。
世界遺産に登録!深い緑に覆われる巨大古墳群
市内の至るところには、巨大な古墳が密集して作られており、これらの古墳をまとめて古市古墳群と呼んでいます。
前方後円墳31基、円墳30基、方墳48基、墳形不明14基、計123基から構成される古墳群は、令和元年7月に百舌鳥・古市古墳群として世界遺産に登録されました。
比較的わかりやすい形の前方後円墳がいくつも存在し、なかには長さが200mにもなる古墳もあるほど巨大です。
古墳時代の王たちのお墓の周りに色鮮やかな草花が咲き誇る様子は、一見の価値ありと称されるほどの美しさとロマンを感じられるでしょう。
2つの路線と3つの駅で繋がる大阪府で3番目に小さい市
藤井寺市は縦に長い大阪府の真ん中辺りに位置する市ですが、実は市の面積は大阪府で3番目に小さく、約3km四方というコンパクトな街なのです。
北には一級河川の大和川、東には同じく一級河川の石川が流れ、街のなかは古き歴史と現代の街並みが共存しています。
市内を東西に走る近鉄南大阪線に繋がる藤井寺駅と土師ノ里駅、市の東側を南北に走る近鉄道明寺線の道明寺駅の3駅が、市の出入り口です。
近鉄南大阪線を利用すれば、天王寺駅まで乗り換えなしでわずか15分で到着するアクセスの良さがあるので、通勤・通学には困りません。
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藤井寺市の住みやすさ!魅力ある街の住環境
住みやすさを決めるのは、安心して暮らせる住環境が整えられているか、買い物や普段の生活に支障のでない環境が整えられているかが重要です。
自警団の防犯パトロールによって保たれる治安
藤井寺市は、大きな事件や事故はほとんど起きておらず、平日も土日も誰もが住みやすい住環境が保たれています。
その治安の良さは、地域の自治体による自警団の防犯パトロールや小学生の子どもを持つ親の見守り隊の存在が大きいです。
定期的に見回りがおこなわれているため、人の目が常にある状態が維持されており、犯罪が起きにくい環境となっているのでしょう。
市内での犯罪発生率は低く、平成30年には殺人や強盗などの凶悪犯罪は0件という治安の良さを誇るため、老若男女問わず住みやすい街と言えます。
口コミでは、夜間に散歩やウォーキングをしていても変な人に遭遇したり危険な目に遭ったりしたことはないとの投稿が見られました。
3km四方のコンパクトな街だから買い物が便利
3km四方というコンパクトな街なので、市内観光や買い物のために遠くまで行かなくても、身近に買い物や観光スポットがたくさんあります。
近鉄南大阪線の藤井寺駅周辺には、多数の飲食店やスーパーマーケット、ドラッグストアが立ち並び、駐車場併設の大型ショッピングモールも目の前です。
日用品や食材の買い物から衣服や雑貨、家具などまで1つの施設で見て回ることができ、そのままレストランで食事をして帰宅することもできます。
口コミでは、駅前のショッピングモールですべての買い物を済ませられるという投稿がされており、住環境の満足度が高いことが伺えます。
高速道路も電車も使いやすい!交通の便が良い
大阪市から南東へ約15kmのアクセスの良さから、ベッドタウンとして暮らしている方も多い藤井寺市には、車でも電車でも外出時の移動手段に困りません。
車では、高速道路の藤井寺インターチェンジが市の真ん中にあり、住まいがどこにあってもアクセスに不便はしないでしょう。
電車では、近鉄南大阪線が市内を東西に走っており、藤井寺駅から天王寺駅まで乗り換えなしで約15分、なんば駅までは約30分という好アクセスです。
街の面積がコンパクトなため、住まいをどこに決めてもアクセスしやすい環境が変わらないので、多くの方が住みやすいと感じられるでしょう。
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子育て支援の藤井寺市!子育て世帯の住みやすさ
適度にプライバシーが尊重され、適度に支援するサポート体制を敷く藤井寺市では、子育て世帯の住みやすさが充実しています。
子育ての悩み・不安を遊びを通してお手伝い
子どもを産んで育てていると、これで良いのか、どうするのが最善なのかわからないことばかりで精神的に参ってしまいます。
そんな悩みや不安を子どもと一緒に遊びを通して、何が良い選択か、これからどうしていけば良いかを一緒に考えてくれるのが、カンガルー教室です。
1〜4歳までの子どもがいる保護者を対象に、月に2〜3回ほど火曜日の午前と午後に分けて、保健センターで開催しています。
利用には事前の申し込みが必要となりますが、もし満員で申し込めなかった場合でも、子育て支援課で相談することも可能です。
写真と地図付きで行きたい場所がすぐわかる
藤井寺市では子育て世帯の住みやすさ向上のため、子どもが生まれたら必要な手続き、健康や発育に関する相談場所、小中学校の一覧から普段の遊びに活用できる場所などを冊子にまとめています。
子育てマップと題された無料冊子には、子どもを育てているときに知っておくと役に立つ情報がたくさん詰め込まれ、いざというときに頼りになるでしょう。
写真や地図などで施設のおおよその雰囲気や位置がわかるうえに、外出先で見つけにくい授乳スペースは可愛いアヒルのマークで表示され、ひと目で見つけられます。
情報は市のホームページからPDFで閲覧できますが、冊子は市役所の子育て支援課や図書館、保健センター、生涯学習センターなどで配布中です。
ワンオペ育児を助ける300円の産後ヘルパー事業
住みやすい街とは、家族が地域の方々と適度に交流しながら、助け合える環境が整っている街のことではないでしょうか。
家族内で助け合うことが難しい場合、住んでいる地域に目を向けてみると、そこには支援の輪が広がっています。
藤井寺市では、家族に頼ることのできない産後の母親をサポートするべく、産後ヘルパー事業を立ち上げ、1時間300円の破格の料金で利用可能です。
支援範囲は、生活必需品の買い物から室内清掃、食事の世話など家族向けのものもあれば、子ども向けにはおむつ交換や沐浴の援助などもあります。
どうしても1人で育児をしなければならなくなった際には、暮らしのなかで自分を追い詰めてしまわないように、これらの支援を活用すると良いでしょう。
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まとめ
古代からの歴史に彩られ、現代らしい利便性にも富んだ藤井寺市は、老若男女問わずに住みやすい街であることがわかりました。
3km四方の小さな街ですが、コンパクトな街だからこその利便性と見どころの多さを、実際の暮らしのなかで体感してみてはいかがでしょうか。