便利な都市でありながら自然も近くにあって、さまざまな支援制度が整えられて、子育て世帯にも優しい街はないかとお探しではありませんか?
大阪市の隣に位置する八尾市は、暮らしやすさを追求した数々の制度が整備され、子どもから大人まで幅広い世代が住みやすい街となるよう日々努力しています。
これから八尾市へのお引っ越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら難波まで電車で1本!中核市となった八尾市の概要
都道府県の事務権限を移譲された中核市の1つであり、高度な技術力を持つものづくりのまちとして知られる大阪府八尾市の概要をご紹介します。
昭和23年に発足した大阪府八尾市の概要
昭和23年に5つの町と村が合併して生まれた八尾市は当初、人口6万4,000人、面積18.99㎢だったのが、令和5年には人口26万人、面積41.72㎢の街へと発展しました。
大阪市の東に位置しており、JR難波駅まで電車で約30分という近さにありながら、市の東側には奈良県の生駒山系と接する自然の多い土地と利便性の高い都市部が1つになった街です。
八つの尾という市の名前の由来は3つの説がありますが、なかでも春に美しい鳴き声を響かせるウグイスのお話をご紹介します。
この土地にとても美しい鳴き声のウグイスが住んでおり、そのウグイスの8枚の尾羽根にちなんで名付けられたそうです。
人口20万人を超えた八尾市は平成30年に中核市となり、保健衛生・福祉・環境保全などの事務権限を都道府県から移譲されました。
それにより、少子高齢化などの問題解決のため、時代のニーズに合わせた市政の見直しと実行を繰り返し、より住みやすい街となるよう積極的に取り組んでいます。
ものづくりのまち!歯ブラシ生産量全国1位!
市に根付いた中小企業を中心に、金属製品や電子機器などの開発・生産に力を入れており、なかでも歯ブラシは全国生産量第1位です。
中小企業の活躍が目覚ましい八尾市では、市が創業支援や商業復興支援、ものづくり支援などさまざまな政策で企業を支援しています。
創業支援では、起業に関する具体的な行動例から不安や疑問点の解消を目的とした先輩起業家との交流会などを開催し、新たな起業家を生み出す助けとなっているようです。
また、新たな商品開発や技術力を高める一環として、令和4年に共創モノづくりプロジェクトを立ち上げるなど、目新しい取り組みにも目が離せません。
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住みやすさを形にした八尾市の住環境を口コミから読み解く
家での住み心地も、家の外での暮らしやすさもどちらもあって初めて住みやすさのある街、住環境が整えられた街だと感じられますが、八尾市に住む方はどう感じているか、口コミから読み解いていきます。
ショッピングモールが充実!買い物に不便なし!
都市開発の進む八尾市では、奈良県に接する東の生駒山系以外の土地は人々の住まいや商業施設が立ち並び、買い物への不便はほとんどありません。
近鉄大阪線の近鉄八尾駅のすぐ目の前には、飲食店も併設された大型商業施設が並び、食材や日用品などの普段の買い物によく利用されています。
口コミからも、大型商業施設やスーパーマーケットがいくつもあるのに、都会すぎることがない街が良いとする声が投稿されていました。
住環境の最重要ポイント!八尾市の治安は?
大阪と聞くと全国的に治安が悪いというイメージが先行していますが、八尾市も例に漏れずイメージばかりが先行しているようです。
関西弁をはじめとする方言は、口調がきつくなることからガラの悪いイメージがありますが、なかでも河内地域を中心とした河内弁は、慣れない方にとっては物言いがきつく感じられます。
おそらくきつく聞こえる方言が要因となって、治安の悪いイメージが作り上げられていってしまったようですが、実際の八尾市の犯罪件数は年々減少し、数年前と比べると7割以下まで低下しました。
平成27年には13万件を超える刑法犯罪の認知件数が、4年後の令和元年には8.4万件にまで減少し、1人1人の防犯意識は向上しています。
市でも安全で安心して生活することのできる地域社会の実現を目指し、警察や関係各所、住民などと連携した具体的な防犯対策の計画・実行に尽力しているようです。
交通手段が多い!難波まで30分でアクセス可能!
市内の交通手段には、JRや近鉄大阪線があり、駅からは市内へと繋がるバスや道路などが整備され、さまざまな手段を選ぶことができます。
電車では、大阪の大きな都市である難波まで約30分で到着できるアクセスの良さがあり、利用客から満足度が高い評価を得ていました。
一方で、乗り換えの際には待ち時間が数十分に及ぶこともあるようで、乗り換えタイミングの難しさに不満を感じている口コミもあります。
車移動では、整備された市内を走るのに不満の声はありませんでしたが、映画館や飲食店も併設する大型商業施設の周辺では、渋滞しやすいようです。
混雑しやすいエリア以外では、高速道路へのアクセスも良く、トラックもよく利用する道が多いことから道幅の広さも十分だとする口コミが多数投稿されていました。
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八尾市の住みやすさを子育て世帯の住環境から紐解く
中小企業やこれから起業しようとする方への手厚い支援などの取り組みがされている八尾市ですが、未来を担う子どもにとって住みやすい街かどうか、子育て世帯の住環境を紐解いていきます。
児童福祉向上を目指した子ども医療費助成制度
子どもの健全な育成や児童福祉の内容を向上する目的から、子ども医療費助成制度と銘打った制度が発足されました。
助成対象者は市内在住で健康保険に加入している0〜18歳までの子どもで、通院または入院にかかる医療費が助成されます。
本来3割負担となる医療費から一部自己負担金を控除した額が助成され、18歳以下の子どもを持つ子育て世帯の家計の助けとなるでしょう。
市外の医療機関にかかった場合や、急病で医療費証を提示できなかった場合でも、あとから償還申請を提出することで、返金が可能です。
八尾市独自の施策!認定こども園などの保育料無償化
国の政策によって子どもの保育料が一部無償化されていますが、八尾市では独自にその政策に上乗せし、2歳児にも保育料の無償化を実行しました。
これにより、認定こども園や幼稚園のみならず、認定外保育施設を利用しているご家庭でも、要件を満たすことで月4.2万円までの保育料が無償化されます。
こちらは医療費とは異なり、保育施設に一度保育料を支払い、市役所で返金申請をおこなうことで利用料金が返される仕組みです。
また、企業主導型施設を利用している場合でも、月3.7万円を上限として2歳児保育の保育料が無償化されます。
知りたいことは何でも「やおっぷ」で検索!
新しいことへの挑戦を恐れない八尾市では、スマートフォン専用アプリを利用した住みやすさの向上を目指しています。
生活応援アプリ「やおっぷ」では、防災通知や市からのお知らせをはじめとし、子育てに便利な情報なども随時アップロードして、住みやすい住環境を作る努力を欠かしていません。
アプリでは、市役所の混雑状況がリアルにわかり、忘れやすいゴミ捨て日を通知したり、市が主催するイベント情報もカレンダーで見やすく表示するなどの便利機能に溢れています。
子育て世帯に役立つ機能では、妊婦健診を受ける標準的な間隔や子どもの予防接種を受ける推奨期間、子どもの成長データを登録できるなど、あると助かる機能が満載です。
観光スポットの情報も、神社や遺跡、文化財から景観の良い自然がある場所までさまざまなジャンルに分けて掲載しているため、新たな市の魅力に気付けるでしょう。
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まとめ
自分に合った暮らしやすい住環境とは、住む家から家の周囲を取り巻く環境まで、さまざまな要因が絡み合って快適な暮らしが紡がれていきます。
住みやすさを誇る街になるよう、新たな技術で住環境を整えていく八尾市は、これからも挑戦を厭わずに発展を続けていく市と言えるでしょう。