広い市内の半分以上は豊かな自然、歴史的価値のある重要文化財が多数ある街として有名な河内長野市とは、どのような街なのか知っていますか?
どのように生まれた市なのか、市の概要から住みやすさに繋がる魅力、大阪でもっとも犯罪発生率が低いとされる治安の良さなどをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら河内長野市の概要!住みやすさを叶える政策も
大阪府で3番目に広く、難波や関西国際空港へのアクセスも1時間以内という好立地にある河内長野市とは、どのような魅力に溢れた街なのか、街の概要をご紹介します。
河内長野市の概要・沿革
河内長野市は大阪府の南側に位置し、東には金剛山を隔てて奈良県へ、南には和泉山脈を隔てて和歌山県と隣接しています。
1954年に長野町、三日市村、高向村、天見村、加賀田村、川上村の6つの町と村が合併し、大阪府で3番目の広さを誇る1つの市となりました。
合併当初は約3万人の人口が、2020年には人口は約10万人を突破して、鉄道やバスなどの交通網の整備や商業施設も増えつつあります。
市の面積の約7割は深い森林地帯となっており、奥河内と呼ばれる地域では滝めぐりやハイキングなどが人気です。
肥沃な土壌と湿潤温暖な気候によって、果樹や稲、野菜などの栽培が盛んにおこなわれており、さまざまな企業が進出しています。
河内長野市の市木・市花
河内長野市の市の木と市の花は、南北朝時代に活躍した武将の楠木氏ゆかりであり、1969年に街とそこに住む住民を象徴するくすのきと菊が選定されました。
くすのきは樹齢千年以上も生きるとされる長寿の木で、これからたくましく発展していく河内長野市民を象徴するにふさわしいとされ、地元の武将である楠木氏の名前でもあります。
市の花に選定された菊は、楠木氏の旗印が菊水であったことから選ばれ、清楚でゆかしい市民の心を表すものです。
清らかな山河に囲まれ、都市としての発展も目覚ましい河内長野市が、これからも進取と不屈の精神で街づくりをしていく意気を、まさに表すものとなっています。
河内長野市の移住政策
肥沃な大地が広がる市内の約7割は森林で囲まれた自然溢れる河内長野市は、移住について積極的に取り組んでいます。
暮らしに欠かせない商業施設の増加だけでなく、学習面では大阪府で唯一の教育市立を宣言し、タブレットなどの端末を利用したICT教育や英語教育などに熱心です。
南河内で最大級の50万冊を超える蔵書数を誇る図書館、大阪でもっとも犯罪の少ない都市を目指したさまざまな治安維持対策、移住促進を図る住宅補助制度などの魅力に溢れています。
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河内長野市の住環境!住みやすい3つの理由とは?
街の住みやすさを決めるポイントは、治安の良さや買い物スポットへの行きやすさ、通勤・通学の交通の利便性などさまざまです。
ここでは口コミをもとに、河内長野市の住みやすさや住環境の充実度がどのように評価されているか、実際に暮らしている方の声を聞いていきましょう。
河内長野市の住環境①:大阪でもっとも犯罪の少ない治安の良さ
街全体が大阪でもっとも犯罪の少ない都市を目指す河内長野市は、2021年の犯罪発生率が大阪府のなかでもっとも少ない件数でした。
これは、地域住民と連携した安全パトロールや防犯カメラの設置、防犯のための声かけ運動など、さまざまな取り組みをおこなった結果と言えるでしょう。
実際に暮らしている方の口コミからも、事件のニュースを聞くことが少ない、ボランティアの見守り隊が通学路にいてくれるなど、治安の良さを伺わせる内容が投稿されています。
住みやすさに重要な安心して暮らせる住環境が整えられていると言える街の基盤がつくられたのも、自治体や地元住民の方々の協力あればこそです。
河内長野市の住環境②:豊かな自然と都市部への好アクセス
市内を南北に走る南海高野線は、大阪の大都市難波まで急行で約30分でアクセスが可能で、車を使えば関西国際空港まで約50分で到着できる好立地にあります。
市の北側には都市としての発展が目覚ましく、さまざまな商業施設や企業が進出し、南側は奥河内と呼ばれる自然溢れる山河が広がる絶景スポットです。
国宝や重要文化財に指定される金剛寺や高野街道などの見どころも多く、住環境の良さだけでなく、観光としても歴史を学べるエリアとしても魅力に溢れています。
鉄道やバスが整備されたエリアでは駅前に商業施設が集まっていますが、車を常用するエリアでは国道などの主要道路沿いにお店が並び、都市と田舎が合わさったような街です。
新しい住宅地が多いのですが、豊かな自然も未だ多く残っているため、ホタルやカブトムシ、カワセミなど多くの生物が生息していることが確認されています。
河内長野市の住環境③:高台につくられた眺めの良い住宅地
住環境では1点だけデメリットと捉えられる部分があり、それが標高差の激しい地形による坂道や階段の多さです。
その地形から住宅地が高台に設置されることが多く、景観の良さはあるものの、徒歩や自転車での移動が厳しいという口コミがありました。
家に帰るためには、階段か坂道を上らなければならないのは疲れやすい立地と言えますが、街を一望できる高台からの風景には、疲れた心も癒されるでしょう。
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河内長野市の子育て環境!子どもも住みやすい理由とは?
子育ては家族にとっての一大事業ですが、日本では昔から地域全体で子どもを育てようとする風習があり、核家族化が進む現代で、その理想の子育て環境が見直されています。
河内長野市の子育て環境①:産前産後ヘルパー事業
妊娠出産で大変なことと言えば、子どもが生まれてからを想像する方が多いですが、子どもが生まれる前からも生活は日々変化しています。
身重な体では普段の生活をすることさえも難しいため、通常とおりに家事や仕事をやろうとしても、できるものではありません。
しかし、核家族化が進んでいる現代では、身近に頼れる存在がいないため、夫婦2人の力だけでどうにかするしかないのが現状です。
そこで、産前産後ヘルパー事業では妊娠中から産後4か月までの方を対象に、さまざまなサポートを用意しています。
生活必需品の買い出しから掃除、赤ちゃんの沐浴のサポートや親が見守る場所での兄弟児のお世話など、必要とするサポートを選び、平日1時間800円からの利用料金で利用可能です。
河内長野市の子育て環境②:英語村構想事業
学習面においても河内長野市は重点を置いており、多様な価値観を持ち、国際的に活躍する人材を育成する取り組みの一環として、子ども向け英語学習を開催しています。
英語村構想事業と題した取り組みは、楽しみながら英語を学んでもらおうと、歌やダンス、ゲームを通じて英語を学習する場です。
子どもたちの聞く力と話す力の向上を目指しており、年に4〜5回ほど不定期で開催が予定され、対象年齢は小学生以下としています。
河内長野市の子育て環境③:有償ボランティアサービス
公的機関からの支援だけに頼らず、地域住民の協力のもとでおこなわれる子育て支援の1つが、かわちながのファミリー・サポート・センターです。
子育てのサポートを必要としている方と、サポートが可能な方を繋ぐサービスを提供しており、無料の会員登録をおこなうことで利用できます。
サポートを提供する会員は特別な資格を有していませんが、普通救命講座と事故防止講習を受けてからサポートにあたるため、安心です。
サポートセンターのアドバイザーのもと、事前にサポート内容をお互いに話し合ってから始めるので、ピンポイントの支援を受けられます。
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まとめ
河内長野市では、さまざまな取り組みをして地域住民の協力のもと、住みやすさを高めた街づくりがされていました。
利便性の高い都市でもあり、自然の豊かな田舎でもあるこの街で、どのような暮らしができるか具体的にイメージしてみてはいかがでしょうか。