羽曳野市に引っ越しを考えているが、住環境は整っているのか、子育てするうえでも住みやすさにおいて、お悩みの方も多いでしょう。
なにも知らない土地に、引っ越すのは不安でしかないはずです。
そこで今回、羽曳野市の概要や住環境、子育てに関する環境についてもご紹介します。
これから、羽曳野市に引っ越しをお考えの方は、この記事を参考にしてください。
\お気軽にご相談ください! /
弊社へのお問い合わせはこちら羽曳野市の住みやすさにおける概要
羽曳野市に引っ越したいと考えている方でも、羽曳野市はどういったところなのかわからないと、不安になることも多いでしょう。
ここでは、概要をもとに位置や歴史についてご紹介します。
羽曳野市の位置
羽曳野市は大阪府の南東部にある街です。
信貴や生駒、金剛や葛城山などに囲まれた平野の中にあり、西側は松原市と堺市に、南には太子町と富田林市がそれぞれあります。
また、東は二上山をしばらく行くと奈良県香芝市があり、北にあるのが柏原市や藤井寺市です。
東部には、二上山の壮大な斜面を活かした大きな果樹園が形成され、南西部には、羽曳野丘陸地帯があります。
さらに、丘陸・山麓地の自然に培われた山紫名水の地で、以前から農産物の栽培に適し、夏は有名なぶどうやいちじくが特産品です。
また、大阪市の中心街からおよそ20km圏内にあり、公共機関においては大阪外環状線や近鉄南大阪線があり、移動時間は30分程かかります。
羽曳野市の歴史
今からおよそ2万年前の旧石器時代位にさかのぼり、羽曳野周辺に人々が住んだと言われたのがはじまりです。
弥生時代には農業が盛んにおこなわれ、古墳時代には全国規模でもっとも大きな古墳群である古市古墳群がつくられ、大きな発展を遂げてきました。
また、奈良時代には仏教が文化として取り入れられ、竹内街道が難波宮から大和飛鳥京をつなぐため、次々に寺院がつくられたのです。
11世紀の前期には、源頼信が河内の国司に任命され、河内源氏として頼義や義家の三代が壷井の里に移り住み、壷井八幡宮や通法寺を建てました。
さらに、源頼朝は全国平定の記念として国宝のみこしを誉田八幡宮に寄進したのです。
南北朝以降は、数々のいくさを広げ、古市の高屋城を中心に由緒ある寺院や神社を失った羽曳野周辺は、戦国末期に織田信長が平定しました。
次いで、豊臣秀吉が治めはじめ、石田三成たちによって検知がはじまります。
秀吉氏の滅亡後は、幕府の支配下になり、小藩分立の政策がとられました。
明治31年には、柏原から富田林間の河陽鉄道が開通したことで人口が増え、古市村は大正年に町制をつくったのです。
昭和35年1月15日に市政をおこない羽曳野市となりました。
おすすめ物件情報|羽曳野市の物件一覧
羽曳野市の住環境における住みやすさ
他県ではあまり認知度が高くありませんが、ぶどうなど特産物もあり自然豊かな静かな街です。
なかでも、子育て世代にとっては住みやすいとの意見があるため、これから若い世代を中心に移住して、盛り上げていってほしいという声も多く挙がっています。
羽曳野市の治安
羽曳野市はいわゆるベッドタウンであり、朝は通学や通勤ラッシュで忙しく、夕方から夜にかけてその方たちが帰ってくるのが特徴です。
夜の8時には多くのスーパーマーケットなどが閉まり、夏場に関しては夜9時には街灯の灯りのみになることも少なくありません。
駅周辺であっても夜は静まりかえり、住宅街も田んぼや畑など大自然が多く、静かなイメージがあります。
暖かくなる春先や夏休みなどは、自転車や二輪自動車などの交通量も多くなりますが、今まで大きな事故や事件の報告はあまりあがっていません。
羽曳野市の口コミから見る住みやすさの理由
ここでは、羽曳野市が住みやすいと言われている口コミを5つご紹介します。
●大阪市内へ20分程度でアクセスできる利便性の良さ
●最寄駅までの距離が短く電車が利用しやすい
●住宅地で町全体は静かですが、学校の登下校時間などは子どもの元気な声が聞こえて治安が良い
●都会でも田舎でもなく住宅も多く落ち着いていて、スーパーマーケットや病院も多いため困らない
●自然が豊かで、夏になるとカブトムシがベランダに入り込むぐらいの自然度
口コミからも羽曳野市は、近鉄南大阪線に面していることによって利便性が良く、住みやすさにつながっていることがわかります。
買い物に関しては食材などが購入できるスーパーマーケットが多く、イズミヤやmandai、業務スーパーやコープ、サンディなどが近鉄南大阪線の周辺には在住しています。
また、静かな街と言われていることから、激しい車通りの道も少なく、早朝や夜遅くに大きなトラックが行き交っていますが音は気になりません。
さらに、循環バスが無料で利用できるお得な政策もおこなわれていて、お年寄りから妊婦、ベビーカーの赤ちゃん連れにも優しい取り組みもあります。
土曜を含む平日の定まった時間と本数が決まっており、しらとりの郷という新鮮な野菜を販売している大きな道の駅にアクセスできるといった便利さも兼ね備えています。
そのうえ、自然が豊かで空気がキレイだと感じられることで、散歩をしていて花や緑が多く、目や鼻も癒され住みやすい街であることが想像できるでしょう。
おすすめ物件情報|羽曳野市の物件一覧
羽曳野市の子育て環境における住みやすさ
子どもがいる家庭の親は、子育て環境をとくに重視しており、施設が充実しているかが不安になるため、子育てへの取り組みについてご紹介します。
羽曳野市の赤ちゃんの駅
赤ちゃんの駅という名称で、乳幼児の保護者が少しでも安心して外出できる施設の環境づくりのことです。
オムツ替えや授乳できるスペースのあるところの登録を続けていて、公共施設から民間施設への取り組みをおこなうことで住みやすさを向上させています。
登録施設一覧には、調乳用のお湯提供の有無やトイレの有無についても記載されています。
羽曳野市の産後ケア事業
産後ケア事業とは、家族からの十分な支援が受けられず育児や体調に不安がある方にむけて、医療機関よりデイサービスやショートステイが受けられる事業のことを言います。
具体的には、助産師から産後のケアが受けられるサービスで、育児相談から授乳指導、乳房のケアなどの提供が受けられます。
利用条件としては、羽曳野市民で生後1歳未満の母と子が条件です。
また、体調不良や育児不安がある方であっても、母子ともに医療行為が必要でない方のみに限られます。
気になる利用料金ですが、デイサービスは午前10時〜午後7時の1日2食付で2,500円で、ショートステイは午前10時~翌朝午前10時の1泊3食付で5,000円です。
羽曳野市の留守家庭児童会
留守家庭児童会は、就労や疾病により保護者が昼間家にいない小学1年生から6年生までの児童を対象に放課後に施設を解放しておこなう取り組みです。
児童の安全を第一に、異なる年齢と集団生活や遊びを通して、健康で社会性や自主性を持った人間性を身につけるための健全育成を目指しています。
利用できるのは、祝日を除く月曜日から土曜日までで、時間は午後5時の集団下校までとなります。
また、延長使用を希望する方は最長で午後6時30分まで利用可能です。
おすすめ物件情報|羽曳野市の物件一覧
まとめ
羽曳野市は子育てするうえではとくに問題はない街です。
住環境においても、食料品や日用品が購入できるスーパーマーケットなども充実しており、住みやすさの満足度の声も多くいただいています。
交通の便でも、大阪の都心部へも近鉄南大阪線で約15分ほどの距離にあるためにいつでも足を運べるのも魅力の一つです。