住みやすい街とは、どのような設備が整っている街なのか、治安の良さや充実した交通機関などの有無以外にも遊びのスポットも気になるところです。
ここでは、大阪府和泉市の住みやすさを、街が作られてきた歴史の概要から人気の観光スポット、治安の良し悪しなどを含めてご紹介します。
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大阪府の南に位置する和泉市とはどんな街なのか、街が栄えてきた歴史やどのようにして市の名前が付けられたのかなど、現在までの街の概要をご紹介します。
大阪府和泉市の概要①:沿革と歴史
大阪府の南部に位置する和泉市とは、南北に長い形をした街で、北側には市街地や商業地で人が賑わい、南側には七越峠や小堂峰などの山々が広がる地形をしています。
市内からは旧石器時代の出土品が多数見つかっており、遠い昔から人々の安住の地である和泉市は、今なお多くの人々が暮らす街です。
熊野詣が盛んだった平安時代には、この街から熊野街道と呼ばれる参道が作られ、人々が途切れることなく賑わったとされています。
そんな和泉市は綿織物が有名で、江戸時代には和泉木綿と呼ぶ良質な綿を用いた手拭いや浴衣が高く評価されていました。
しかし、明治時代に入って海外からの安価な綿製品に押され、一時は消滅の危機を迎えましたが、現在は地元の綿業者の努力によって、地場ブランドとして復活を遂げています。
2003年には人口18万人を超え、大型商業施設の進出や駅前の再開発事業など、住みやすさを考えたまちづくりが進められる街です。
大阪府和泉市の概要②:市名の由来
平和の和に泉と書く市の名前の由来は、第14代天皇である仲哀天皇の皇后の神功皇后が名付けたとされています。
古くから清水が湧き出ることで知られていたこの地に、新羅出兵の際に神功皇后が立ち寄られ、地中から波音がして一夜のうちに清泉が湧き出たことが由来です。
この名付けの由来とされるお話に出てくる神功皇后は奈良時代よりも古く、卑弥呼と同じ時代に生きていた方であるとされています。
実は、和泉の街の名前は本来は泉の1文字で表記されていたのではないかとされる説があり、雅字を付けたという説が有力です。
雅字とは、文字としての見栄えを重視した飾り文字のことで、風土記を編纂する際に和を付けて、現在も使われる和泉という市名になったと伝えられています。
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大阪府和泉市の住みやすさを伝える「3つの観光スポット」とは?
人が住みやすいと感じる街には、人を集める魅力ある観光スポットが欠かせませんが、和泉市にも人気の3つの観光スポットが存在します。
和泉市の観光スポット①:コープ・ラボ*たべるたいせつミュージアム
人が生きていくうえで切っても切れないのが食事ですが、その食の安全性や食べることの大切さを体験しながら知ることができるのが、コープ・ラボ*たべるたいせつミュージアムです。
4つのゾーンに分けられた館内では、食中毒や食品アレルギーの仕組みから、食べたものを人体がどのように消化・排泄していくか、実際に調理をして食材の特性などが学べます。
ガイド付きの見学や団体の見学には事前予約が必要なため、イベント開催日時を確認してから来館されると良いでしょう。
●所在地:大阪府和泉市テクノステージ3-1-3
●見学時間:10:00∼16:00
●定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
●アクセス:泉北高速鉄道『和泉中央駅』から南海バス(乗車15分)、『テクノステージセンター和泉商工会議所前』下車 徒歩約3分
和泉市の観光スポット②:松尾寺公園
街の住みやすさと言えば、自然豊かな広い公園の存在があると運動不足を解消しながら、四季折々の風景を眺めることができます。
和泉市のほぼ中心に位置する松尾寺公園は、春には桜、秋には紅葉が美しい公園でありながら、ローラー滑り台などのアスレチック遊具も設置されている公園です。
広い芝生の広場や遊歩道も整備されているので、小さな子どもから大人までゆっくりと寛いだり、全力で遊んだりとさまざまな楽しみ方ができます。
●所在地:大阪府和泉市松尾寺町1996-12-7
●営業時間:24時間
●定休日:年中無休
●駐車場:あり
●アクセス:泉北高速鉄道和泉中央駅から南海バス「松尾寺」行に乗車「松尾寺」下車、徒歩約7分
和泉市の観光スポット③:和泉市久保惣記念美術館
和泉市久保惣記念美術館は、日本と中国の古い絵画から工芸品、書などの東洋古美術を主に展示する市立美術館です。
特別展や企画展などを定期的に開催し、館内の市民ホールを活かして茶会や市民コンサートなどもおこない、文化復興に努めています。
●所在地:大阪府和泉市内田町3丁目6番12号
●開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
●定休日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)・陳列替期間・年末年始
●駐車場:あり
●アクセス:泉北高速鉄道 和泉中央駅下車、南海バス①⑨乗り場より乗車、①「美術館前」「松尾寺」行 ⑨「春木川」「若樫」行(約10分)「美術館前」下車
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大阪府和泉市の住みやすさを叶える「住環境」の魅力とは?
実際に暮らす前に、街がどのような住みやすさを整えているのか、住環境の整備具合を知るには、暮らしている方々からの口コミを調べるのが良いでしょう。
和泉市の住環境①:都会と田舎の良いとこどり
和泉市は都会と田舎の良いところを併せ持った街となるよう考えたまちづくりがされており、見た目にも美しい住環境に、アクセスしやすい交通機関を整備しています。
市内を3つのブロックで分けたトリヴェール和泉の都市計画では、ブロックごとに居住機能・都市機能・研究開発機能を持たせた複合多機能都市へと成長していく予定です。
北部には居住機能を持たせた住みやすい街が整えられ、大型ショッピングモールなど、便利で華やかな施設が増えつつあります。
東部には大学などのキャンパスが広がり、文化の交流が盛んにおこなわれ、西部には多数の最先端技術の研究所が人々の暮らしを快適にする研究に明け暮れています。
和泉市の住環境②:大阪市内よりも治安は良い
駅前開発が進められる和泉市は、住みやすい街として注目を集めていますが、実際の治安の良し悪しはどうなのか気になるところです。
大阪府警察が公開する犯罪発生マップで見てみると、駅前などの人が集まりやすいエリアでは子どもや女性を標的とした犯罪が少ない数ですが発生しているのがわかります。
車上狙いも多発しているようで、駅前や住宅地など場所を問わずに起きているようですが、どの犯罪も大阪市内に比べると件数はだいぶ少ないです。
人が多い駅前などは街灯が整備されて夜でも明るい街という印象ですが、1本路地に入ると街灯はまばらになって薄暗い道が増えます。
全体的に治安は良いと評価する口コミが多く見られ、人口増加による治安の悪化は起きていないと思って良いでしょう。
和泉市の住環境③:口コミから伝わる住みやすさ
最後に、実際に暮らした方が投稿した口コミから、和泉市の住みやすさや住環境の快適性などをご紹介します。
駅前の再開発が進み、駅周辺エリアの住みやすさは格段に良くなっている様子が伺える口コミがいくつもありました。
なかでも、子育て世帯には嬉しい自然豊かな公園がいくつもあること、そこへのアクセスが便利なことなどが投稿されています。
大型ショッピングモール内には、耳鼻科や小児科などの病院が入っているので、買い物と同時に子どもを病院へ連れて行くこともできる利便性の良さが伺えます。
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まとめ
はるか昔から延々と人々の暮らしが営まれてきた街は、その歴史とともに今後どのような発展を遂げていくのか、実際に暮らして感じてみるのも良いのではないでしょうか。
都会であり田舎であり、良いところを凝縮した和泉市に一度訪れて、街の良さを体感してみることをおすすめします。