仕事や進学などの環境の変化で一人暮らしを始めるけれども、家賃がどのくらいが相場なのか悩むお客様も多いでしょう。
家賃以外に食費や水道代、光熱費などの生活費もかかりますので、月にどのくらいお金がかかるのか理解しておくのも大切です。
今回は一人暮らしを考えている方に向けて、賃貸物件の家賃の相場や生活費、貯金などの費用の相場を解説します。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件で一人暮らしするときの家賃の費用
学生や社会人など1人での暮らしを始めるのが決まった際には、お住まいを探す必要があるでしょう。
家賃がいくらであれば生活に負担がかからないのかと悩むお客様も多いです。
ここからは家賃の相場について解説します。
一人暮らし向け物件の家賃の相場
賃貸物件の案内情報を確認すると、一人暮らしの物件には1Rや1K、1DK、1LDKと種類が豊富です。
家賃が約3万円の物件もあれば、なかには10万円以上の物件もあるでしょう。
金額に幅がある要因として、間取りや立地、築年数などが関係しています。
お客様に合った物件を探す目安として、手取りに対する割合から考えるのをおすすめしています。
総支給額から考えた場合、社会保険料や住民税、所得税などを意識しなければならないからです。
手取り額に対して家賃の割合が高い賃貸物件を選びやすく、生活が苦しくなる可能性が高いでしょう。
したがって、手取り額の25%を家賃と管理費や町内会費用といった毎月かかる住宅関連費用として考えます。
たとえば手取り額が月20万円の場合は5万円の物件を探すことで、15万円を生活費の支払いや貯金にあてられます。
注意点として、25%という数字はあくまで目安ですから、土地が高い都心部では25%を超えるでしょう。
手取りに対してどのくらいの割合を住居費として使用するのかを把握した状態で、住む家を決めていくのが大切です。
家賃を抑える方法
月々の支払額が抑えられれば、趣味や娯楽に使えるお金も増えます。
駅が近い物件や築年数が短く設備が充実した物件は快適に暮らせる反面、価格が高くなる傾向にあります。
現在の月の予算から1万円安い物件にした場合、年間で12万円節約できますので、どこまで妥協できるのかを考えるのが大切です。
例として、シャワー中心の生活でしたらお風呂とトイレが一緒でも問題ないでしょう。
さらに、値下げできるか交渉を試みるのも1つの方法であります。
交渉する前に相場より高いのか、低いのかをそのほかの物件情報を見て把握しておきます。
万が一家賃を下げるのは難しくても、数か月家賃が無料になるフリーレントや敷金と礼金の値下げなど、他の費用を下げてもらえる場合もあるでしょう。
賃貸物件で一人暮らしする際に生活費の費用の目安
一人暮らしを始める際には、家賃以外に初期費用や生活費がどのくらいかかるか意識しておくのが重要です。
初期費用と生活費にかかる金額の目安がわかると、貯金や仕送りの計画が立てやすくなるでしょう。
光熱費や食費、交際費などの相場をご説明します。
各生活費の相場
生活費には食費や水道・光熱費、通信費、交際費などがあるでしょう。
ちなみに交際費とは、趣味にかける費用や友人との食事あるいはお出かけの費用です。
総務省の「家計調査の家計収支編・単身世帯」にて、2022年4月〜6月の期間で一人暮らしされている方を対象に、1か月でかかった生活費の平均額を発表しています。
食費は約4万円、水道代と光熱費は約1万円、通信費は約2万円、交際費は約1万円かかります。
外食される方が増加し、自炊される方が少なくなった要因で、食費が増えて、代わりに水道代と光熱費が1万円以内に収まっているようです。
しかし、一人暮らしする場所の気候によって、夏や冬の時期に温度調整する機会が多ければ、光熱費は高くなりやすい傾向です。
また、スマートフォンや携帯でインターネットを使う方が増えているため、通信費が高くなっています。
一人で暮らしている方のほとんどは自宅でインターネット回線を引いたり、ポケットWi-Fiの契約をしたりして、スマートフォンとインターネット回線の両方を契約しています。
一人で暮らし始める際の初期費用
賃貸借契約を結ぶ際には敷金と礼金、仲介手数料、保険料がかかります。
敷金と礼金はどちらも家賃1か月分が相場ですが、敷金は退去時の原状回復費としてあてられ、差し引き分がお客様のもとへ返ってきます。
契約時の初期費用は物件によって幅がありますが、家賃の5〜6か月分の金額の用意が必要です。
業者に引っ越しを依頼したときの金額としては荷物量や移動距離、シーズンで変動しますが、約3万〜6万円が相場です。
引っ越しされる方が少ない7月と8月、11月は料金が安くなりやすいのでおすすめの時期であります。
また、初めて一人暮らしをするときは家具や家電を用意する必要があります。
調査によるとカーテンやベッド、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジが暮らしに欠かせないとありますが、すへて取り揃えるのに数十万かかるでしょう。
賃貸物件で一人暮らしするときの貯金額
一人暮らしを始めていくうえで家賃や生活費の支払いにくわえて、何かあったときにお金を用意できるように貯金するのも大切となります。
どのくらいの費用を貯金すれば良いのか、貯金額を増やす方法やポイントをご紹介します。
貯金額の設定やポイント
なかなかお金が貯まらない人は、生活費や家賃の支払い後に余ったお金を貯金に回す傾向があります。
あらかじめ、貯める用として収入から引いておき、残った金額で生活することで安定した額が貯められます。
貯金の相場は収入の20%から25%とされ、手取りの収入が20万円の方ですと、4万〜5万円の貯蓄が望ましいでしょう。
しかし、事故や病気をきっかけに突然の出費が必要となる場合もありますから、不測の事態を考慮して無理のない貯蓄が大切でしょう。
収入が安定している方は毎月決まった額を貯めるようにし、収入が不安定な方や季節によって支出金が異なる方は、数か月ごとに区切りをつける方法がおすすめです。
お金を貯めることが難しい状況でも、翌月や翌々月に調整が可能ですので、安心して過ごせます。
なかには年間で貯蓄額を設定する方もいます。
収入と支出のバランスを考えつつ、お客様が負担にならない範囲で貯蓄するのが重要です。
生活費を抑える方法
食費の節約は光熱費や通信費よりもすぐに始められやすいです。
自炊の頻度を増やし、外食回数を減らすことで出費が抑えられるでしょう。
あらかじめ購入する食材を決めずに、そのときに安い食材を買って自炊する方法をおすすめします。
手間がかかる料理をいきなり始めると、料理することにストレスを感じてしまいますから、簡単な料理から始めましょう。
食費を抑えているけれども、通信費や光熱費などの固定費を削減する方法がわからないとお客様の相談の声が多いです。
スマートフォンの契約は格安SIMにし、外出先をフリーWi-Fiにするだけでも節約になるでしょう。
ガス代に関して、プロパンガスは料金が高くなる傾向ですので、都市ガスの物件で探されるのをおすすめします。
さらに、お風呂の入り方を意識すると水道代とガス代の節約になります。
湯船にお湯をたくさん入れるのではなく、半身浴できるくらいのお湯にすることで、光熱費が抑えられ、体も温まるでしょう。
残り湯を洗濯で利用すると、水道代の節約となりますのでおすすめです。
まとめ
一人暮らしをこれから始める際は、手取り額の25%を目安として賃貸物件を探すのをおすすめします。
また、一人暮らしを始めていくうえで家賃以外に生活費もかかります。
何かあったときにお金を用意できるように無理のない範囲の貯金も大切です。