新しい住まいを見に行きたいけれど、お部屋のどこを見れば良いのか、チェックするポイントや必要な持ち物がわからないとお困りではありませんか?
ここでは、賃貸物件の内見の際にあると便利な持ち物から時間帯別の見るポイント、室内でチェックするポイントなどをご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の内見で必須の持ち物とは?
物件資料と相違ないか実際のお部屋を見に行く内見では、ただ見るだけでなく、設備の状態やお部屋の雰囲気など、その場でしかわからない情報をしっかりと取得することが大切です。
賃貸物件の内見の際には、何を持って行くと情報を取得しやすいのか、便利な持ち物を3つ観点からご紹介します。
内見で必須の持ち物①:スマートフォン
今やほとんどの方が持ち歩いているスマートフォンは、1台で3役をこなす便利な道具で、賃貸物件の内見時にとても役に立ちます。
標準機能のカメラは、文字では書き残しにくい内容でもお部屋の状態をありのまま記録することに向いており、録画ボタン1つ押すだけで簡単です。
実況中継のようにお部屋の感想を声に出せば、録画するだけでメモの役割も担い、メモをとる手間がかかりません。
同じく標準機能の方位磁石では、お部屋がどの方角を向いているか正確に測ることができるので、間取り図と合わせて確認しましょう。
別途アプリをダウンロードして建物の傾きを計測する水平器を使い、室内の水平を確認できますが、これはビー玉などでも代用可能です。
内見で必須の持ち物②:図面・ペン・バインダー
賃貸物件を内見する際には、お部屋の間取りや設備などの情報が書かれている図面を持っていくのは必須です。
不動産会社からお渡しする図面は、建築図面のように精密なものではないため、図面から受ける印象と実際のお部屋の印象が異なるケースはよくあります。
インターネットで見ていた間取り図では広めの印象を持ったお部屋が、内見に行ったら思ったよりも狭かった、またはその逆などです。
図面とメモを書きやすいように台になるバインダーを持って行けば、お部屋の中を見回りながら直接メモや印を書き残せます。
内見で必須の持ち物③:3m以上のメジャー
お部屋の広さを見ながら、どこに家具や家電を配置しようか頭の中で考える方が多いのですが、実際の長さを計測しないと、荷物を運び入れる際にスペースに入らないという問題が起きかねません。
配置する家具や家電が決まっていれば事前にサイズを計測し、お部屋に入るスペースがあるか、起きたいスペースに置けるかなどをメジャーを使って、正確に確認しましょう。
この際、持っていくメジャーは3m以上の長いタイプを使用すると、カーテンの長さやお部屋全体の長さなどを測るのにも便利です。
賃貸物件の内見に最適な時間とは?
賃貸物件を見に行ける時間は仕事や学校がお休みの日という方がほとんどですが、内見する曜日や時間帯によって、取得できる情報は大きく異なります。
内見に最適な時間①:通勤の様子や日差しの入り具合を確認できる朝の時間帯
朝早い通勤時間帯に賃貸物件を内見すると、最寄駅からお部屋までの通勤経路の道路状況や人の多さなど、暮らし始めてから通勤通学にかかる時間を正確に測ることができます。
お子さまを保育園や幼稚園などに送っていく必要がある場合には、どの道を通ったほうが早く着くか、車のとおりが少ない道はどこかなども探せます。
これから日が高くなっていく朝のうちに内見すると、お部屋にどのように日差しが入り込んでくるかを確認することができます。
太陽とお部屋との間に背の高い建物がある場合には、時間の経過とともに日がかげって室内が暗くなることが予想できるでしょう。
内見に最適な時間②:お部屋の防音性や周辺の治安が確認できる夜の時間帯
夕方から夜の遅い時間帯に賃貸物件を内見した場合、商店街や繁華街などの騒がしさや治安の良し悪しを見ることができます。
商店街や繁華街は日中から営業を開始するため、朝はとても静かな印象を受けますが、日中から夜にかけて様変わりします。
お酒を提供するお店が多い場所では、治安にどう影響しているのか確認するために、夜の時間帯に内見に行ってみると良いでしょう。
また、夜はほとんどの入居者がお部屋に戻って寛がれているため、お部屋の防音性の確認にも夜の時間帯はおすすめです。
内見に最適な時間③:休日に静かに過ごせるかわかる土日の日中
土日祝日が休日という方が多いので、平日と土日で居住環境は大きく異なり、静けさや人の出入りの多さなどに差が現れます。
休日は静かに過ごしたいと思われる方は、ご自身の休日の日中に賃貸物件を内見し、窓を閉め切った状態と開け放した状態とで確認してみましょう。
休日は多くの人がお部屋にいる時間が長くなるので、壁伝いの振動、窓や玄関から音が聞こえてくるか、音は気にならない程度かを知る良いチャンスです。
休日に外に出かけることが多い方は、電車やバス、周辺道路の混雑具合や主要道路へのアクセス経路まで見ておくことをおすすめします。
賃貸物件の内見でチェックすべき3つのポイントとは?
そのお部屋で快適に過ごせるか、お部屋をただ見て回るだけではなく、ポイントごとに問題がないかをチェックしながら賃貸物件の内見を成功させましょう。
内見のチェックポイント①:コンセントの位置
内見の際に持っていくと便利な持ち物でご紹介したメジャーで家電を配置するスペースを確認しましたが、コンセントの位置も重要なポイントです。
コンセントからの位置が遠くて届かない、目立った場所にあってお部屋の雰囲気を壊してしまうなどの問題が考えられます。
コンセントの位置が遠い場合には延長コードを使用することで問題は解消されますが、冷蔵庫などの大型家電は直接コンセントから電源を取ることが推奨されています。
延長コードを使用する際には、必要な電力を供給できるタイプか規格をよく確認し、安全に使用できるか確認しましょう。
内見のチェックポイント②:お部屋の防音性
防音性の高さは見ただけではわからないので、音が響かない構造かどうか、ポイントを押さえて確認してみましょう。
壁の場合は、耳を当てて周囲から音が聞こえてこないか、壁を軽くノックして反射するような軽い音がしないかをチェックします。
リビングや寝室の壁は防音性が十分でも、収納スペースの壁だけが薄いというケースもあるため、収納スペースの壁もチェックすることをおすすめします。
実際に隣のお部屋からどれだけ音が響くかどうかは、隣人の生活スタイルにもよるため、時間帯を変えて再度内見するのもポイントです。
内見のチェックポイント③:水道やシャワーの水圧
賃貸物件の内見の際に水が出せる場合には水を出してみて、水圧が十分か排水は詰まっていないか、設備に不具合はないかなどをチェックします。
水圧を気にされる方は少ないのですが、日常生活で水圧が低いと思った以上にストレスになることが多いため、確認できる状況であれば確認したほうが良いでしょう。
水圧の低さが設備の老朽化や不具合によるものであれば、直したあとに再度内見して、水圧を確認できるのがもっとも良い方法です。
もとからその水圧であれば、シャワーヘッドを変えるなどの対策をすることで、快適に暮らしていけるかを考えてみましょう。
まとめ
新しい住まいを決める際、家具も家電も何もない空っぽのお部屋を見るので、つい理想のお部屋のイメージばかりを膨らませてしまいます。
暮らしに問題が起きないかどうか、快適な暮らしに必要な要素が揃えられるかなど、しっかりとポイントを押さえてチェックしましょう。