二人暮らしを始めるとき、住居選びに頭を抱えてはいないでしょうか。
住居は現状と将来を踏まえて、選択することが重要です。
住み始めてから問題が発生し、変更するとなると、場合によっては住居を探すところに逆戻りとなります。
そこで、二人暮らしをする際に選ぶ間取りの注意点を解説します。
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弊社へのお問い合わせはこちら二人暮らしの間取り! ①同室
間取りを選ぶ際に、初めに話し合わなければならないのが同室か別室かになります。
なぜなら、選択によって部屋の数が変わってくるからです。
ここでは、同室を選んだ場合のメリットや注意点を解説します。
同室で暮らす最適な間取りとは
同室を選んだ場合は、1DKや1LDKが最適な間取りとなります。
これらは、居室が1つだけで構成されていますが、広さに違いがあります。
そのため、それぞれの荷物の量や支払える家賃を考えて選択してください。
しかし、2人で生活するとそれなりの広さが必要になってきます。
そこでもっともおすすめなのは、広さを確保でき、家賃を抑えられる1LDKです。
2人で暮らすと家賃が折半となり、1DKに1人で暮らすよりも安くなる可能性があります。
このような物件を探す方は、1LDKを検討してみてください。
同室で暮らすメリットとは
二人暮らしは、同棲として同じ家で暮らす場合と、結婚して生活をともにする場合が考えられます。
どちらの場合もこれまでより一緒に過ごす時間が多くなり、生活スタイルの相性が大きく関わってきます。
また、家賃を折半するなど費用を抑えることも可能です。
1Kであれば、もともとの家賃も安く、2人で支払うとさらに安くなります。
1LDKは1Kに比べて高くなりますが、折半すると負担が軽くなり、浮いた費用を固定費に回す工夫も可能です。
さらに、安い価格で広さも確保でき、置ける家具のサイズも大きくなります。
リモートワークで家にいる時間が長い方は、スペースのある1LDKがおすすめです。
仕事とプライベートの空間が分けられると、集中度に差が生まれ、作業効率も違ってきます。
同室で暮らす場合の注意点は
1Kや1LDKを選んだ場合、トイレやお風呂を除いて、常に同じ部屋にいることになります。
ケンカをしても部屋を変えてクールダウンができず、緊張感のある同じ部屋で過ごさなければなりません。
それだけではなく、ケンカをしていなくても生活リズムが違えば、ストレスのかかる可能性があります。
自室がないと1人の時間が取れず、せっかくの二人暮らしが辛い生活になってしまいます。
悲しい思いをしないためにも、事前に何度も話し合っておくと良いでしょう。
また、居室が1つしかないと収納スペースも少なく、荷物が多いと入りきらない場合も考えられます。
そのため、引っ越しの前に断捨離をおこなうなど工夫が必要です。
二人暮らしの間取り! ②別室
2人で1つ屋根の下に住むとしても生活スタイルが違えば、リズムも異なり、1人の時間が好きな方もいらっしゃるでしょう。
このような方々にとって、2DKや2LDKは理想的な間取りとなります。
次に、別室を選んだ場合のメリットや注意点を解説します。
2DKや2LDKの特徴
最大の特徴は部屋が3つあることです。
ダイニングスペースに、くわえて部屋が2つ用意されています。
それぞれの自室を確保しつつ、共有スペースも確保できるため、部屋の利用用途にも幅が生まれます。
たとえば、1室を共有のくつろぎスペースとし、もう1部屋で共同生活も可能です。
このように生活スタイルによって変えられる特徴があり、工夫によっては部屋のアレンジを楽しめる間取りとなっています。
しかし、2DKだとダイニングスペースが狭くなってしまい、窮屈に感じるかもしれません。
キッチンにスペースがほしい方は、ストレスになる可能性がありますので注意してください。
別室で暮らすメリットとは
職業によっては、勤務時間が夜間になり、朝方に帰宅する日があるかもしれません。
そのときに同室で生活していると、パートナーを起こしてしまう危険性があります。
しかし、別室があればパートナーに気を遣わずに帰宅することができます。
相手の生活スタイルに合わせず、これまでの生活を維持できる点がメリットです。
ただし、2DKだと収納スペースが小さい傾向にあるため、注意してください。
ほかにも、部屋が2つあると家賃が高くなると思われがちですが、2DKは価格を抑えて住めます。
そのため、将来に向けて節約をし、貯金願望がある方にもおすすめです。
別室で暮らす場合の注意点は
それぞれの部屋があると、自分の時間をつくれる反面、パートナーと接する時間が少なくなります。
生活習慣が合わなければ、一言も話さない日があっても不思議ではありません。
また、ケンカをした際に部屋にこもっていると、仲直りのきっかけをつくりにくくなります。
距離が離れる前に、事前にデートする日を決めておくなど、対策を講じてください。
自室で過ごす時間が増えると、パートナーの行動が見えないため、不信感を抱く可能性もあります。
2DKや2LDKは不安やストレスがたまり、関係性を悪化させる危険性も秘めています。
適度に生活スタイルを見直して、幸せな二人暮らしを手に入れてください。
二人暮らしの間取り! ③子どもを想定した場合
二人暮らしを始めてから、お子さんが産まれ、家族が増える場合があります。
赤ちゃんがいると生活スタイルが一変し、ベビーベッドや遊び場など、必要な間取りも変わってきます。
また、子どもの成長によって、最適なレイアウトも変化するでしょう。
そのため、広さが確保できる1LDKや2LDKがおすすめとなっています。
では、それぞれどんな特徴を持っているのか解説していきます。
子どもが幼ければ1LDKでも十分
子どもが小さいときは、寝室にベビーベッドを置ければ、問題ありません。
1LDKであれば、広くても目が届く範囲で、活動できるので安心です。
お子さんはリビングやダイニングで遊んで、両親は同じ部屋で別の作業が可能となります。
子どもの人数が増えたり、成長したりすると子ども部屋を増やすか、または2LDKに引っ越しを検討してください。
小さいときから自立を促すため、子ども部屋を用意したい方は2LDKもおすすめです。
ただし、家賃が高くなる傾向にあり、収入に余裕がある方は検討してみてください。
工夫によっては1LDKでも、子ども部屋のスペースを確保できます。
たとえば、本棚やラックなど大きな家具と仕切りとして、配置することで空間を区切れます。
また、パーテーションやカーテンを利用して、スペースをつくり、状況によって使い分けることも可能です。
このように、少しの工夫で子ども部屋のスペースは確保できます。
ぜひオリジナルのアイデアを考え、自分だけのスペースを生み出してください。
ファミリーにおすすめ2LDK
子どもが中学生や高校生になると、子ども部屋を考え始めます。
また、自立のため小学生の段階で子ども部屋を、用意するご家庭も見受けられます。
2LDKだと広さも十分あり、お子さんが複数人いたとしても問題ありません。
そのため、二人暮らしの段階で将来を見据えて、2LDKに住まわれる方もいらっしゃいます。
2LDKは自分たちの生活スタイルや、子どもの将来を踏まえた、さまざまな状況に対応できる万能型です。
家具の配置やスペースの利用方法によっては、子ども部屋を複数生み出すことも可能です。
このように、2LDKは子どもが増えても、引っ越す必要がないメリットもあります。
まとめ
二人暮らしは、パートナーとの関係や将来によって最適な間取りが異なります。
複数回引っ越すには、負担が大きいため、事前に十分な話し合いを重ねてください。
お互いが納得できる環境で暮らすと、ストレスなく快適で楽しい暮らしが待っています。
ぜひ参考になれば幸いです。