これから同棲を考えて、賃貸物件を探している方も多いのではないでしょうか。
駅が近い物件であったり、駐車場がある物件であったり、それぞれのカップルによって重要視する点は異なるでしょう。
しかし、家賃については誰しも共通で気になる点です。
もちろん家賃を抑えられると自由に使えるお金も増え、生活しやすくなりますので可能な限り家賃を抑えたいですよね。
そこで今回は、同棲カップルの家賃の目安や家賃を抑える方法について解説します。
これから同棲をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら同棲するなら家賃の目安は?
同棲カップルの家賃の目安は、部屋の間取りによって異なります。
同棲カップルに人気の間取りは、1LDKと2LDKの間取りです。
1LDKの家賃の目安
まずは1LDKの間取りです。
LDKに寝室が1つある部屋のタイプであり、個室空間が必要ないカップルに適した間取りです。
LDKと寝室があるだけなので、基本的にすべての部屋が共有空間になります。
家賃の目安は住むエリアによって異なります。
●札幌市5.2万円
●仙台市7.1万円
●東京23区15.1万円
●横浜市10.5万円
●さいたま市8.9万円
●千葉市7.7万円
●名古屋市6.6万円
●大阪市8.9万円
●福岡市7.4万円
2LDKの家賃の目安
次は2LDKの間取りです。
LDKと部屋が2つあるタイプの間取りであり、各部屋をそれぞれの個室にできます。
同棲するといっても、それぞれのプライベートな空間や時間は必要というカップルにおすすめです。
同棲を始めるなら長く一緒にいたいと思うかもしれませんが、同棲をすると意外と一人の時間が欲しいと感じることも多いです。
プライベートな空間や一人の時間が少ないとトラブルに発展することもあります。
しかし、一旦同棲を始めて部屋が合わないと感じても、それぞれの生活があるので、なかなか引っ越しできないのも事実です。
少しでも1LDKに不安がある方は、あらかじめ2LDKを選んでおいたほうが良いでしょう。
2LDKの家賃の目安は以下のとおりです。
●札幌市6.4万円
●仙台市7.9万円
●東京23区20.9万円
●横浜市12.3万円
●さいたま市9.3万円
●千葉市8.3万円
●名古屋市9.1万円
●大阪市10.9万円
●福岡市9.0万円
エリアによっては、1LDKと2LDKで3割程度異なります。
もちろん駅からの距離や築年数によっても家賃の目安は異なりますので、無理な支出にならない程度の家賃の物件にするべきでしょう。
収入との割合は?
家賃の目安を決めるにあたり、欠かせないのが収入です。
いくら駅近で新築の2LDKに住みたいと考えても、収入に対する家賃の割合が高すぎると毎月の生活が苦しくなります。
収入対する家賃の割合は、一般的に二人の手取り収入の3分の1程度が目安とされております。
収入の割合は住むエリアによっても異なり、東京23区では家賃設定が高めなので、割合が高くなる傾向です。
もちろん良い条件の賃貸物件に住みたいと思いますが、将来の資産形成などを考えると家賃はできる限り抑えたほうが良いとされています。
また家賃の割合が高すぎると普段の旅行やデートに使うお金が少なくなり、人生の満足度が下がる恐れがありますので、賃貸物件選びは慎重におこないましょう。
同棲するなら家賃負担は?
物件選びを終えると、いよいよ家賃を支払いますが、同棲するなら気になるのが、それぞれの家賃の負担割合です。
結婚しているなら家計も一緒にしていることが多く、気にする必要がないかもしませんが、同棲となると話は別です。
カップルのほとんどが別々に家計管理をしています。
同棲カップルの家賃負担は、大きく3つに分かれます。
折半する
家賃を半分ずつ支払うパターンです。
もっともベーシックな方法ですが、収入に極端に開きがあると不満が募る恐れがあります。
また年齢によっても収入は変わるので、年齢差がある場合も折半にするとトラブルに発展する恐れがあります。
もっともベーシックな方法ではありますが、お互いの自尊心を傷つけないように注意しましょう。
収入の多いほうが多めに負担する
折半の次に多い方法が、収入によって家賃負担の割合を変える方法です。
収入の多いほうが多めに家賃を負担し、少ないほうは少なめにという合理的な方法です。
たとえば、男性側の手取りが30万円、女性側の手取りが20万円のカップルで家賃が15万円なら、男性側が9万円、女性側が6万円負担します。
それぞれの経済性に合わせて負担割合を決めるので、シンプルな方法と言えます。
極端に細かい計算をおこなうと、それはそれでトラブルになるので、ざっくりした計算でも良いでしょう。
ただし、家賃を多めに負担しているからと言って、偉そうにしたり家事を手伝わなかったりするのは危険です。
同棲ではお互いを尊重することが重要です。
どちらかが全額負担する
収入の多いほうが家賃を全額負担する方法もあります。
そもそも管理会社によっては、払い込みを1つにするように指示される場合もあります。
家賃を男性側が全額負担し、インターネットや光熱費、食費などを女性側が負担するといった方法が一般的です。
ただし、食費や光熱費などの変動費をどちらかが負担すると、食事の質などでトラブルになる恐れがありますので注意しましょう。
またこの方法では、全体の支出が管理しにくいというデメリットがあります。
二人で家計管理をおこないたいという方は、全体の収支を把握できるようにしておきましょう。
同棲で家賃を抑える方法とは?
家賃負担について解説しましたが、家賃を抑えられるとそもそもトラブルに発展しにくくなります。
家賃を抑えることは将来の資産形成にも繋がりますが、豊かな生活にも繋がりますので、可能な限り家賃を抑えるようにしましょう。
ここでは、家賃を抑える具体的な方法をご紹介します。
住宅手当を活用する
会社の福利厚生で住宅手当があるなら活用しましょう。
どちらかの会社にのみ住宅手当があるなら、ある側が家賃を負担すると合理的です。
必ずしもすべての企業が住宅手当をおこなっているわけではなく、住宅手当をおこなっている会社は限られているのが現状です。
不明な点があれば、会社に確認しましょう。
人気エリアを避ける
あえて人気エリアを避けるのも家賃を抑える方法の1つです。
たとえば、人気駅に近い、小学校や公園に近いエリアは、子育て世帯からも人気で家賃が高い傾向にあります。
子育て世帯が好むエリアなどは、同棲カップルには必要がない可能性もありますので、できるだけ避けるべきです。
また駅に近いエリアが必須条件という方は、人気駅ではなく穴場の駅を狙うのも良いかもしれません。
好みのエリアはあるかもしれませんが、極端に絞りすぎず、適度にエリアを広げて物件を探しましょう。
条件を妥協する
エリアだけでなく、築年数や設備などの条件を妥協するのも重要です。
もちろんきれいな築浅物件に住みたいと思いますが、築年数が経っていてもオーナーがきちんとメンテナンスしていれば、きれいな物件も多いです。
リフォームやリノベーションをしている物件は内装がきれいな状態にも関わらず、築浅物件と比較し家賃設定が低めにされています。
エリアだけでなく、築年数や設備などの条件も適度に広げましょう。
まとめ
同棲をする際の家賃の目安は、住むエリアやそれぞれの条件によって異なります。
あらかじめ家賃負担の割合についても話し合いつつ、家賃の目安を決めておきましょう。
また毎月の生活を楽にするためには、家賃を抑えることが重要です。
極端に物件探しの範囲を絞りすぎず、適度に条件を広げ、より自分たちに合った物件を選びましょう。